109シネマズ四日市にて鑑賞。

殺人の罪で13年の刑期を終えた男が、社会で生きるためにもがく物語。元暴力団組員が社会復帰することの難しさを描いているのは、最近公開されたヤクザと家族とも重なる。役所広司がさすがの演技。正義のために暴力を振るうときの生き生きとしたさまが凄まじかった。北村有起哉の保護課職員も素晴らしかった。養育園で園歌を歌う場面や、元妻から電話をもらう場面は、とても感動する。人生のラストをラストシーンに持ってくるところは西川監督のこだわりを感じた。仲野太賀よく出てるねー。