ミリオン座にて鑑賞。

平成初期が舞台。吃音症の女の子、必死の訴えが胸に迫る。前半、しのちゃんが一人二役で流暢に話す場面を見て、三遊亭円歌師匠に入門する流れかと思ったけど、そんなわけないね。音痴アンド吃音の「しのかよ」結成からは、景色といいバスといい、「青春デンデケデケデケ」を思わせる展開でした。選曲も胸熱。ミッシェルガンエレファントの「世界の終わり」、アコギ、しのちゃんの歌、泣かせる。中盤にお約束のストーリーかき回し役が出て、どのように収斂させるのかと心配だったけど、無理のない良いラストだったと思う。