109シネマズ四日市にて鑑賞。

前作主役の役所広司を松坂桃李が引き継げるのか。若干不安だったけど、見事にやさぐれた刑事になってました。今回は悪役の鈴木亮平がすごい。最初の殺人から死体損壊のエグさがハンパない。その後も登場する犠牲者すべてが悲惨なことになっていて、「凶悪」の時のようなパワーを感じた。役者も素晴らしかった。そんなに出番は多くないけど、滝藤賢一の目を剥いた顔が素晴らしすぎて笑ってしまう。渋川清彦、寺島進、斎藤工、中村獅童、吉田鋼太郎、音尾琢真といったワルたちを見てるだけで楽しくなる。意外なところで村上虹郎、西野七瀬の姉弟も良かった。この二人が登場する場面は、殺伐とした世界に涙をもたらしてくれた。