半断食法(3) | 代替医療

半断食法(3)

●食べ過ぎと血液の汚れの関係
 人体の生理には、「吸収は排泄を阻害する」という鉄則がある。
 食べると、胃や小腸など、吸収を担当する上部消化管に血液が集まり、消化・吸収の作業が営まれる。
 食べ過ぎると、胃や小腸に、血液が集中しすぎるため、排泄を担当する大腸や直腸、腎臓への血流が相対的に不足することになり、大便や小便の排泄が悪くなり、血液中や体内に老廃物がたまる。
●全身の細胞の活力低下
 …「便秘」によって大便の排泄がなされないと、お腹が張って不快感や軽い腹痛を感じる他にも、排泄されるべき有害な老廃物が血液に吸収されて血液を汚し、発疹を起こしたり、頭痛をきたしたり、または全身倦怠感=全身の細胞の活力低下を招来したりする。
 体内60兆個の細胞が、その細胞・臓器特有の生活活動をした結果生ずる老廃物は、血液に放出され、水に溶ける老廃物は、すべて腎臓から尿として排泄される。水に溶けない油性=揮発性(アルコールなど)の老廃物は、肺から呼気として排泄される。だから、アルコールを飲んだ翌日は、吐く息がアルコール臭いのである。
 よって、尿の排泄が悪いと、由々しきことが次々に起こってくる。
 飲食過多で血液中の老廃物を多く作り、その結果腎臓に負担をかけ、単に尿の出が悪くなる程度なら、むくみ、手足のしびれ、倦怠感などの軽い症状ですむ。
 しかし、本格的に腎臓病を患い、腎機能が低下すると、たいへんなことになる。
 血液中の老廃物である尿素、尿素ちっ素、クレアニチンをはじめ、血液中の余分な塩分、血液中で不要になったアミノ酸やタンパク質、シュウ酸、リン酸、炭酸、アンモニア、シスチン、キサンチン等々の老廃物が排泄できないと、血液が汚れ、汚れた血液が全身60兆個の細胞に四六時中流れていくと、種々の病気を起こしてくる。
 これが漢方でいう「万病一元、血液の汚れから生ず」という概念である。

(satom)
 食べ過ぎると老廃物がたくさん出る。これって環境問題のゴミの問題と似てるような気もします。どんどん便利になって物を大量消費した後には山のようなゴミが出る。その中には有害な金属や化学物質が含まれているものもある。原子力発電の燃えカスのプラトニウムなんかやっぱ老廃物とい同じような感じのものですかね。
 不法投棄などのゴミから有害化学物質が地下水に漏れ出して、それを飲んでいる住民の健康を損なう。同じように体も自分で摂取した過剰の栄養の老廃物がうまく処理できなくなり、代謝がおかしくなる。自業自得ということですか。

 satom健康の友も参考にしてください。
http://plaza.rakuten.co.jp/satom6revolution/