糖尿病は薬なしでも治せる(1) | 代替医療

糖尿病は薬なしでも治せる(1)

『糖尿病は薬なしでも治せる』渡邊 昌著 角川oneテーマ21 2004年9月より
 私(渡邊さんは国立ガンセンター研究所病理部室長を経験されるなど、がん疫学研究に長年従事する。糖尿病は専門外だった)が読売新聞に「薬を使わず、食事と運動だけで糖尿病を治したお医者さん」ということで取材され、健康欄で1週間にわたって紹介されたのは2001年の春のことでした。
 新聞に記事が載った当時、編集部には大きな反響があり、…全国のお医者さんからたくさんの抗議が寄せられたそうです。…
…平成14年の糖尿病実態調査によると、糖尿病患者の数は全国で740万人、疑いのある人は880万人で、予備軍も含めた全体の数は、何と1620万人にのぼると推定されています。つまり、本当にたくさんの人々が「糖尿病」と宣告され、「どんな治療をすればいいのか?」という選択を迫られているのです。
 普通、糖尿病というとインポテンツになる病気だとか、金持ちの贅沢病だとか、インスリン注射が必要になるらしいとか、合併症が怖いとか、そのような部分的な情報や知識はあるのですが、「糖尿病」とは何か、そして「高血糖」を指摘された場合、それが健康にとってどのようなリスクを持ち、将来にわたる健康生活の維持のためには、どのような対策をとることがベストなのかということについて、一般の方はほとんど無知に等しいのではないかと思うのです。
…糖尿病は、単に血糖の問題ではなく、全身の代謝病だというふうに理解することが大切だと思いました。「糖尿病」というのは、典型的な不治の慢性病だと思います。しかし、そこから先どうなるかは、本当に本人次第ということがよくわかったのです。
…私は本格的な「糖尿病」と、検査で高血糖値が出ただけで合併症がない「高血糖症」とは、分けて考えるべきではないかと考えるようになりました。

(satom)
 この本は糖尿病のことについて非常に分かりやすく書かれてました。著者自身の闘病経験と合わせ、利害関係なしで純粋に糖尿病のことを勉強できたことがよかったのではないかと思います。
 糖尿病・高血圧・高脂血症・動脈硬化などの生活習慣病は個別の症状ではなく、あちこちの細胞の代謝不全により、糖が溜まり、血圧が上がり、動脈が狭窄するなど、複雑に絡み合って症状が出てくるということのようです。ですから一つでも症状がでれば、他の症状も付随的に出てくる可能性が高いということです。合併症というより、混合型とでもいうべきかと思います。