🌻ダウン症ママ・障害児ママの応援団長🌻

 

 我が子はダウン症👼

 ダウン症の男の子を授かって

 14年間の子育てを通して得た

 気づき、学び、母の葛藤、息子の姿など発信中キラキラ

 

勝手に応援団長やってます!!

 

 

 

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 キラキラあっくんと会話が

  できるようになったキラキラ

 

 

  あっくんは、簡単な言葉なら、

  こちらが言うことはわかっていましたが、

  あっくんからの表出はなかなかでした。

 

  今から思うと、

  「どうやってコミュニケーション取ってたんだろう

  と思うくらいです。 

 

  幼稚園の年長から、聾話学校の教育相談で、

  『キュードスピーチ』を教えてもらいましたが、

  あっくんが正しく発声できることとはまた別でした。

 

  二学期に入ってから、

  療育教室に通っていた時の、発達支援の先生が、

  小学校からの依頼で、発達検査をしに学校へ

  お見えになりました。

 

  そこで、

  「あっくんは、どうやって自分の意思を

   お母さんに伝えてるの?」と聞かれて、

  ドキッとしました

 

  それまで、なんとなく、

  あっくんとコミュニケーションをとっていたからです。

  つまり、だいたい一日の流れが決まているので、

  この時間になったら、ご飯、

  この時間になったら、学校へ行く、

  この時間になったら、 お風呂に入ろう

  などなど、スケジュールを決めた中で、

  あっくんの気持ちとかは、

  表情とか、しぐさで読み取り、

  先回りして、

  今こんな気持ちかな?

  これをしたいのかな

 

  と言う感じでした。

 

  目は口ほどにものをいうじゃないけど、

  声色や、表情でだいたい読み取れたからです。

 

  そんな時にこの言葉をもらって、

  そういえば、って思いました。

 

  お腹が空いたら、「お母さん、お腹すいたよ。」

  のどが乾いたら、「お母さん、お水下さい。」

  と、いう言葉に変わる表現は、

  すべてジェスチャーでした。

 

  そこで、その先生に紹介してもらったのが、

  『マカトンサイン』でした。

 

  手話によく似ていますが、少し違います。

  手話は方言のように、各地で少しづつ違いますが、

  マカトンは世界共通のサインです。

 

  マカトンについては、

  療育の時に先生が使われていたので、

  基本的なことは知っていましたが、

  本格的に指導していただくのは初めてでした。

  (おしまい、とか有名じゃないですか?)  

 

 

  9月の下旬に初めて指導者の元を訪れました。

 

  基本的な、名詞や動詞、形容詞を絵カードとサインを

  組み合わせて学んでいきました。

 

  大きい机、小さい本、男の先生、窓を開ける、

  車に乗る、歯を磨く、などなど、

 

  これで、

  あっくんの語彙が一気に増えました

 

  学校の先生にもこのことを伝えて、

  簡単なサインは一緒にやってもらいました。

 

  そして、一番驚いたのは、

  スリーヒントカードと言う動物の絵カードが

  あるのですが、

  ウサギが本を読む、

  ぞうがブランコに乗る 、

 

  などの三語文を表現したカードをやりだしたら、

  

  本当にあっくんが日常でも三語文を言い始めたのです。

 

  あっくんが、伝え方が理解できたんですね。

 

  伝わるとわかったら、嬉しくて、

     どんどん話すようになりました。

 

  そこで、発声がはっきりしない時は、

  キュードスピーチのサインを使って

  とにかく、両方のいいとこどりをして、

  あっくんの言葉が伝わるように努力しました。

 

  

  サインを使って、言葉がなくならないか

  心配していましたが、

  先生も、言葉で伝わるってわかったら、

  サインは忘れていくので問題ない

  教えてもらいました。

 

 

  この先生の元には、約三年間通わせてもらいました。

 

  マカトンは、今でも時々使っています。

  簡単なやり取りで使えるのでとても便利です。

 

  でもこの先生のよかったところは、

  マカトンを基本にしながら、

  その子のレベルに合わせて

  サインを重視したり、

  文章を作ることをしてくださったり

  していただけたたのがとてもありがたかったです。

   

  

  途中で終了した感じになってしまっているので、

  そのまま続けていたら、

  もっと色んな事が学べたかもしれません。

  

 

  そういえば、

  あっくんが最初にこれが食べたい!
  と伝えてくれたメニューは・・・。

 

   『ハンバーグ』 でした(笑)

  

  ちゃんと発音できないので、

  「あんあーう」という、母音だけでしたが、

  わたしには伝わってました(笑)

  これは、まだ三歳くらいの時だったと記憶しています。

 

  あと、もうひとつ。

 

  「おばあちゃん、あそぼ」です。

   (おばあたん、あぼぼ)

 

  これは、幼稚園年長さんくらいの時に言い始めました。

 

  あっくんにとって、サインも言葉も、

  自分にとって優先順位の高いものから獲得して

  いってましたね。

 

  子どもってスゴイですね。

 

     僕おしゃべり大好きなんだ🎵