2022年GWに大阪に吉方位転居をしたあと、二か月間は外泊してはいけない期間ですので。。。
2022年6月は、日帰りで京都に行っておりました。
松尾大社(まつのお たいしゃ)さんを参拝し、鳥米さんでランチを食べたあとは
松尾大社さんの摂社、月読神社さんを参拝します
ご祭神は月読尊(つきよみの みこと)
月読尊は、天照大神様の弟で、スサノオさまのお兄さんに当たります。
※宮崎市観光協会さまの冊子より
日本列島を生み出した二柱の神様のうち、イザナギノミコトから生まれた神 三柱を 三貴子といって、
天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読命(ツクヨミノミコト)、素戔嗚尊(スサノオノミコト)です。
この三柱のうち、天照大神様と、スサノオ様は、知名度がめちゃくちゃあるのに
月読尊はあまり知られていないのが不思議なんです。
また、こちらの神社さんは大昔、松尾大社の次に高い挌とされていたそうなのですが
いまは参拝客もほとんどいないのが不思議。
天照大神様は、太陽であるのに対し、月読尊は月の神様
と言われています。
月読尊は、天照大神様からウケモチノカミという神様を見に行ってほしい!と頼れて会いに行ったのですが
ウケモチノカミは、口からご飯や魚を出して月読尊をもてなそうとしたため、
ビックリした月読尊は「口から出したものを食べさせるなんて汚らわしい」と怒って、ウケモチノカミを殺してしまったのです。
それを見た、姉の天照大神様が大変激怒して、もう月読尊とは会いたくない!と言ったそうです。
それで太陽と月は、昼と夜とに分かれて出るようになったと言われています。
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月読尊は夜の神様、読んで字のごとく「ツキを読む神様」ともいわれ、さらに安産の神様ともいわれています。
487年に創建されたのことなので、約1500年前に建てられたってことですよ~
松尾大社の摂社ですから、こちらも秦氏の神社とのことで。
こちらも日本最古の神社のひとつであると言っても過言ではないですね。
さて、参拝させて頂きましょう~。
解穢(かいわい)の水
穢れを解くと書いて、かいわいと読むのですね~
自己の罪、穢れを除いてくれるとの事ですが、飲用ではないとのことですので手だけ清めます。
ほんとは、頭からバケツで被りたいくらいですが(爆)
願掛け陰陽石
左右の石をなでて、願い事をすると叶うと言われているそうですよ~。
御船社
月読尊は月の神様ですが、月は潮の満ち引きにも関係があるからなのか??
御船社という、海上交通安全、水難除の神社も祀られています。
また、驚くことに、神攻皇后もこちらの神社を信仰されていたことが分かりました。
月延石(つきのべいし)
神攻皇后のことは、以前もブログに書きましたが、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)とも呼ばれています。
この神様は、神攻皇后(14代天皇、仲哀天皇の皇后)のことで、八幡さま(15代天皇、応神天皇)のお母様です。
八幡さまは、あの言わずと知れた、日本で一番多い神社と言われている「八幡神」ですよ そのお母様なんです。
妊娠中(八幡様を身ごもっている身)なのに、日本で初めて朝鮮に遠征して有利な外交関係を築いたとされています。
その身重の時に、この月延石(つきのべいし)でお腹を撫でて「月のものを延ばし」安産を祈願したとされています。
なので、この神社さんでは、戌の日に参拝して安産祈願をされる方が多いそうですよ
そして、さらにビックリなことに、聖徳太子もこちらの神社を信仰していたそう。
ということで、聖徳太子社が学問の神様として祀られています。
色んな人々から信仰された月の神様、月読尊は夜の神様でもあり、ツキを読む神様でもあり。
安産の神、海上安全の神でもあるのですね~。
最後に、御朱印を頂いて神社をあとにしました
