うちのカスティエル。もう8ヶ月になりました。
彼は、日本風に言うと、『牧羊犬、牧畜犬』のグループの中の『護畜犬』。つまり、家畜を外敵から守るために代々生きてきた犬種です。ボーダーコリーのように飼い主の指示に従って、家畜をまとめたり、追ったりはしません。
外敵から家畜を守る為に、自分で考え、自分で行動するのです。
体は大きいですが、まだまだパピーなので顔があどけないです。
前、うちにいたカンガル犬のペーハも同じカテゴリーにはいる犬種でした。
でも、『護畜犬』にも大きく分けて二つのタイプがあり、ペーハの場合は、トルコの大平原を羊飼いと一緒に歩き回ったり、羊の群れから離れて外敵が近くに来ないようにするタイプ。さらに、ペーハの場合、身体能力が飛びぬけていたので、我が家のフェンスを飛び越えて隣りの山々までパトロールしていました。
カスティエルは、ボスニアヘルツェゴビナとクロアチアが原産国で、家畜や家族のそばにいて遠出はあまりしないタイプ。しかも、こういう『護畜犬種』にしては珍しく、トレーニングが入ると言うこと。カスティエルがいつも家のまわりにいてくれるのは私たちにとっては助かる事です。

カンガル犬もそうでしたが、このトルニャックも何百年以上も前の歴史の中にその名前を残すほどの古い犬種です。
しかし、トルニャックは時代の流れの中で一時は数が激減し、トルニャック愛好家たちが国内に残っている犬たちを集め、復活させたと言う話があります。
その努力が実って2007年にFCI(国際畜犬連盟)に暫定的に公認されました。
私はブリーダーではないので、ケンネルクラブとかドッグショーとか深い知識がなく、この意味があまりよく理解出来ていません。
色々な情報から、本来の犬種の形から似ても似つかない骨格になっていたり、人気が出れば、遺伝疾患になる犬が増える。そして、それを隠して繁殖し続ける・・・などなどそんな事を知ると、本末転倒じゃないかと思うのだけど。
古来の犬種の特質を守るためにあるべき犬の団体のはずでは?と疑問がわくことばかりです。

私たちは、犬らしい犬で、遺伝疾患の出にくい犬種を探していて、結局、シャイロ・シェパードに行きついたわけですが、それでも、やっぱり色々ありますからね。
極力避けたのは、『人気のある犬種』
日本の場合は、国民性なのか、ファッションと同じで、人気が出ると、犬の特性も何も関係なくただ、『欲しいから』『可愛いから』『人気があるみたいだから』『(自分の好きな)歌手が、俳優が飼ってるから。』ってことで求める人多い気がしてたし。
ブルテリアやジャーマン・シェパードなどのように外見が変わるだけでなく、(参考写真)人気が出たことによってその犬種を求める人たちは、本来の犬種が特性等々を知らずに飼うから、結局扱いきれなくて、放棄したり、知ってか知らずかその犬種の評判自体をも、落とす結果にもなる。
その代表格がピットブル系の犬たち。(ピットブルとシャーペイのミックス)彼らはアメリカで、嫌われてます。でも、ちゃんと社会化がされたピットブルはとても人懐こく、家族に忠実で、とても頼れる子守り役にさえなれると言う、そんな動画も沢山あります。

私ごとですが、シャイロ・シェパードを作る際に使われたと言う、ホワイト・シェパードにとても興味がありました。
当時は、まだ珍しく、初めて見たのがどこだったか、いつだったか忘れましたが、「あ、ホワイト・シェパードだ!」って喜んで見に行ったら、結構、神経質そうに、吠えてたのでそれ以上そばには寄りませんでした。
その後、人気が出てきた証拠に、時々みかけましたが、そばに寄れそうな子には残念ながら会う事はありませんでした。ホワイト・シェパードのあまり好ましくない評判も聞いたり。
実際に、サトリを連れてた時に会った、ホワイト・シェパードの飼い主さんが、サトリに興味を持ってくれたのはいいけれど、連れてる犬は、不安や怯えた時に犬がよく出す、甲高い声で吠え続け、飼い主さんはリードで歩くのにも困難をきたしているように見えました。そんな犬を連れてサトリのそばに来たらサトリがどんな反応をするかわかっている私は、その状態の犬を連れてサトリのそばに来てもらうのは危険だからと、お断りしました。
悲しいですよね。で、それから私のこの犬種に対する印象はどうなったか・・・。それがこれもサトリのご縁で、素晴らしいホワイト・シェパードを飼育し、繁殖している方と知り合う機会があり、色々なお話を伺う事が出来ました。
そして、今は、前より更に一度はホワイト・シェパードはお近づきになってみたい犬種のひとつになっています。(残念ながら、こちらでは会ってません。今住んでる地域では大体、純血種が少ないです。)

いつでも、何度でも声を大にしていいたいのは欲しいと思ってもいいから、飼う前に果たして自分の現状(住居・仕事・家族構成等々)でその犬の一生に責任を持てるのかなど、色々と下調べをしてから迎えて欲しいです。よく聞きますよね。

悪いのは犬じゃない。それを飼っている人間だ
って。放棄される犬を減らすためにも・・・。
話しがそれましたが、トルニャック・・・。
今月11月7日に、FCIの正式公認犬になったそうです。
ブリーダーさんたちは、とても喜んでいる印象だけれど、私のように『普通に犬を飼ってる人』にとってはもろ手をあげて喜ぶ・・・って言う感覚ではないんです。
前述にもあるように、ケンネルクラブの驚くような実態の記事を読んだり、動画をみたりすると繁殖素人さんの私はそう言う犬種保護を謳う団体に疑心感を抱くだけなんですけど。
でも、トルニャックのあるブリーダーさんのコメントには
「これで、『トルニャック』が人の目にとまるようになる。」
「日の目を見た」

とありました。
まぁ、それは確かですね。カスティエルも、町で会った人たちから何犬なんだ、とか何のミックスなんだ、とか・・・。
トルニャック」と言ってもと言う顔されないだろうし。
「お酒の名前みたいだね」
って言われたこともあったっけ。

それに、公認犬となると、保護するためになんらかの支援も受けられるようになるのでしょうかね。
日本ではジャパンケンネルクラブ(JKC)がFCIのメンバーで、毎年春に、FCIアジアインターナショナルが日本で催されているので行かれた方も多いのではないでしょうか?(2017年は国際展示場だったみたいです)
そこで開かれているドッグショーを見ると、グループに分かれて競ってますよね。
全部で10グループあるようです。

FCIにおけるトルニャック
<グループ2>335番 

その中でまた区分に分かれていて、大区分がモロシアン犬種、更に小区分がマウンテンドッグ。
何かややこしいですねぇ。

あまり馴染みのない言葉と思う方もいらっしゃると思うので簡単に説明しますね。
グループ2: 使役犬 (ピンシャーとシュナウザーも入ってます。)
モロシアン犬種:大まかに言ってブルドッグ・マスティフ系の犬たち。
           マズルが太く、骨格もがっしりして一見怖そうな犬たち。
           カスティエルやホファヴァルトのような細いマズルもいます
           護畜犬やガードドッグはこのタイプががぜん多いです。
マウンテンドッグ:その名の通り、昔から山岳地帯で仕事をしていた犬たちです。ざっとですが、こんな感じです。

今後、公認犬となったトルニャックがどうなっていくか、不安と期待で一杯・・・と言うのが正直な所でしょうか。


ターニャの顔がちゃんと見える珍しい写真


長らくお待たせしてしまいましたが、ついにここまで来ました!
今まで色々書いてきましたが、それでも、やっぱりシャイロを飼いたい!と言う方には是非読んで頂きたい!
とは言うものの、「これが全て!」ではないので、あくまでも参考までに、と言う事で読んで頂きたいと思います。

日本では、今もまだペットショップから犬や猫を購入する方がほとんどだと思いますが、私の住んでいるここ南オレゴンでは、ペットショップに子犬はいません。なので、ペットを求める人たちは地元のシェルターへ行くか、自分の欲しい犬種のブリーダーさんにコンタクトをとって犬を迎えます。
今回、シャイロを家族に迎えたいと考えている方は、海外のブリーダーさんと直に交渉するか、又は数年待って、以前紹介したクリムゾンの子犬を日本から(って言うのか)迎えるか・・・になりますね。
「ブリーダーさんとなんてどうやってコンタクトしていいのかわからない。」
と言う方もいるかと思いますが、とにかくまずコンタクトしましょう。待っているだけでは駄目です。
天は、神は、仏は努力する者に力を貸してくれるのです!

努力しないのに、願いが叶った!
と言う時は、邪悪な力が裏で何かしたのかもしれません (ヾ(--;)ぉぃぉぃ 私は、宗教家ではありません)
冗談はさておき・・・
をしても返事がなかったら、2回、3回、としてみましょう。メールがスパムボックスに入ってる可能性もありますしね 3回やっても返事がなかったら、あきらめる?そんなでは、相手にシャイロを迎えて絶対に幸せにしてみせる!と言う意気ごみは伝わりません。
ラッキーに、返事が来たら、色々な質問をされます。家族構成がどうなのか賃貸か持ち家か庭があるかどうか・・・とか。条件によっては、断られる可能性もあります。
でも、そのブリーダーさんはお金儲けでシャイロを繁殖しているのではない、と言う証拠でもあります。
信頼できるブリーダーさんであれば、情熱を持って、健康な子犬をお譲りすることに力を注いています。だから、
当然のことです。悪気はありません。どの子も幸せになってもらいたいのが、願いです。
だから、ブリーダーさんの仕事は大変です。
愛犬が繁殖可能かどうか、色々な健康チェックをします。

シャイロ・シェパードに関しての健康チェックは早ければ生後4~6ヶ月から始まります。
主だった検査はどんなものかと言うのは、下記の通りです。

 PennHip(ペンヒップ)テスト: 犬の股関節形成不全を評価する科学的な方法
   肘関節、甲状腺、眼、
   心臓検査:4ヶ月過ぎ〜2歳に、心臓の24時間holter monitorします。これは、心臓リズムの問​​題をより明確にするためです。その後、超音波検査もします。
   トリプシン様免疫活性(TLI)テスト:膵臓から分泌されるトリプシノーゲンを反映する検査、
   変性性脊髄症テスト:痛みを伴わず、ゆっくりと進行する脊髄の病気、
   ブルセラ病検査、DNA検査気質テスト(LE)(ブリーダーさんによっては、この気質テストの結果でそれぞれの家庭に合うのではないかと言う子犬を選択してくれるので、子犬の写真を見て「あの子が欲しい」「この子が欲しい」と言うことは言えない場合もある。サトリはこのパターンでした。)

以上の事は、ブリーダーさんによって多少違う事もあります。
また、犬種によっては繁殖犬の血統書や検査結果等々のデータが載ってるサイトがあり、一般の人でも見られる場合もあります。
例えば、Tornjak(トルニャック)の血統書データベースはこれです。
残念なことに、シャイロのはブリーダーでないと見られないと言う話を聞きましたが。

真摯に繁殖をしているブリーダーさんたちは、これだけの手間とお金をかけて良い犬を作り出す努力をしています。
「シャイロ・シェパードとは?(その3)」で、書いた『心身ともに健全』の意味は、

「『健康』『性格』『コンフォメーション(各犬種のスタンダード<標準>に定義されているような構造と外見に適合する犬は良好なコンフォメーションをしていると言われる)。』が揃っていることですからねぇ。」
と、クリムゾンのブリーダーさんは言っています。
これだけの検査にすべて合格しても、まれに後から突発的な事が起こり、繁殖を断念せざるを得ない事もあるので、これはブリーダーさんにとってみたら、天地がひっくり返ったと同じ気持ちだと思います。だから、子犬が元気に生まれてくるまでは、気を抜けない毎日だと思います。それを思うと、ブリーダーさんたちへは感謝の気持ち以外何もないように思えませんか?

さて、それではブリーダーさんから子犬を譲り受ける側はどうしたらいいのか。
まず、
1.保証や子犬の価格はどうかを確認。(ブリーダーさんのホームページに載ってる場合もあります。)
2.子犬譲渡の申請書に記入する。これも、ホームページにある場合が多いです。
3.ブリーダーさんによっては、自分の子犬をペットとして飼うのか、繁殖やショーに出したいかによって契約書を交わすのですが、ペットとしての場合は、必ず去勢・避妊をするように指示されます。
4、申請書が受け取られたら、予約金を支払う(気持ちが変わろうが、違うブリーダーに決めようが返金は大抵してくれない)。

*補足ですが、事前にブリーダーさんを訪ねて犬を見せてもらい、色々な話を聞かせてもらうのがいいと思います。実際にその犬種を見た事がない場合は特にです。見ると聞くとは大違い!って事もあるやもしれません。特に日本で生まれるシャイロを希望しているならブリーダー訪問も可能なはずです。

そして、めでたく子犬が我が家に来たので、これで、ブリーダーさんとはお別れだ!
とはなりません。
自分の犬がショーや繁殖の為ではなかったとしても、ブリーダーさんとしては、子犬たちに股関節の問題はないかどうかをチェックして、今後の繁殖の参考にするので、飼い主さんにも、PennHip などの検査を資格のある獣医さんにしてもらう必要があります。
4ヶ月でするのか、6ヶ月でするのか、またはもっと後か、と言う時期は、ブリーダーさんと相談したらいいと思います。
ブリーダーさんは、その子犬の一生を通じて、良き相談相手にもなってくれますから、是非いい関係をつないでいったらいいと思います。(サトリのブリーダーのJanとはサトリ亡き後でも友好関係つないでます!)

気質テストをされ新しい飼い主さんの希望にそい選ばれた子犬でも、飼い主さんの飼い方で良い子になるはずが悪い道を進むこともありえますから、来た子が「いい子でよかった!」と気を緩めないように。
シャイロ・シェパードは大型犬です。(特に男の子の場合、「超」がつきます。)
サトリは小柄な方でしたがそれでも、引っ張る力は重量級で、私は2,3度転んだ事もありました

アメリカでは子犬を迎えたら、子犬と一緒にトレーニングクラスに参加することをブリーダーさんから勧められることがありますし、また自主的にクラスに参加している飼い主さん、結構いらっしゃいます。
私は、日本にいる時、家庭犬しつけトレーナーの講座に通ったり、色々なドッグトレーナーのワークショップやセミナーに参加してましたが、こちらに来てから、
ペーハ(カンガル犬) ターニャ(ダッチシェパードミックス) カスティエル(トルニャック)全員子犬のトレーニングクラスに行きました。勿論、こちらとしてもすでに理解していることは多かったですが、それでも新しい発見もあるし、他の飼い主さんや子犬にも会えて自分の犬の社会化の練習にもなりましたよ
なので、お近くにそんな場所があったら是非、子犬と参加してみるといいと思います。

シャイロは大型犬にしては健康な犬種であると謳われていますが、それでも股関節に支障が出たり、シェパード独特の腸の問題も皆無と言う訳ではありません。なので、定期的な健診を行う事をお勧めします。サトリも、夏の湿気の多い立川の夏はとても辛かったのでしょう、いつも体調を崩し、下痢をしてました。食欲も落ちました。なので、夏の間は手作り中心の食事にしていましたし、冬になると鼻がピンク色になるウィンターノーズ(冬鼻)でもありました。南オレゴンに越してからは、40℃以上になる乾期の夏も、-10℃にもなる冬も日本でのように体調を崩すことなくずっと元気でした。そう言う意味で、日本の夏…特に蒸し暑い地域での飼育には注意が必要だと思います。
大型犬です。何か起こった場合の医療費はバカにならないです。そう言ったことも加味してシャイロを迎えるかどうかを考えて頂ければと思います。

長期にわたってご紹介させて頂きました「シャイロ・シェパードについて」一応、今回で終わりですが、多少なりともシャイロファンのお役に立てれば嬉しいです。

『気質テスト』補足:英語では”Letter Evaluation (LE)”つまり日本語にすると『子犬たちの評価』になります。なので、気質のみならず、ショードッグや繁殖犬としての評価もされます。






古い友人が9月末から10月頭まで我が家に遊びに来てくれたので、久しぶりに日本語炸裂でおしゃべり出来て楽しいひと時だった!
サトレラパパも日本語を話すのだけど、日本にいる頃、サトレラパパが英語で話しかけて来た時、こっちの機嫌が悪いと
「日本なんだから日本語で話せば?」
と言ってきたツケが回ってきて、今は逆襲されるので、遠慮がちに、英語とチャンポンになったりしてしゃべってるから、欲求不満的にもなるし。

と、そんなで、Facebookもちょっとご無沙汰をしていたら、日本の友人の投稿に、ジャック・ラッセルのサトリの幼なじみと同様に一緒にドッグランで遊んだ、ウェスティのブラン君が亡くなったと書いてあって、寂しい気持ちになりました。
一緒に遊ぶと言っても、サトリは大好きな大ちゃんがブラン君とつるむとよく、怒ってたよね。「あたしの大ちゃんよ!」みたいに 

命あるものはいつかこの世を去っていく。犬や猫は飼い主が最期を看取らなくてはいけないとわかっている。
わかっちゃいるけど!ってムキになるけれど、やっぱり寂しいですねぇ。
ブラン君にはマリンちゃんって言う妹犬がいて2頭合わせて【ブンマリ】って呼んでいたんだよね。マリンちゃんは確か腎臓が悪かったと記憶している。元気でいるんだろうか。
サトリのドッグランの仲間が段々、いなくなって、去年はそのサトリが虹の橋を渡って行ってしまった。

今日は、ブラン君の追悼記事で、手元にある写真を何枚かアップして終わりにしたいと思います。
ブラン、また、サトリに追いかけられるかもしれないけれど、あちらの世界ででもよろしくね!
ブランちゃんの思い出




R.I.P



この記事を書き始めるのに、かなりの時間がかかってしまいました。
完結は簡潔にしようと思ったけれど、やっぱり長くなるので二つに分けます。

犬を飼おうかな?と思ったらどうしますか?
ペットショップへブラッと行ってみる?
保護犬を探す?
ネットや本でチェック?

私もそうでした。運動量は?犬種の特徴は?大きさは?と色々知りたいこと出てきますよね。でも、実際に飼うのと、本やネットで調べた通りだった!と言う事は少ないのではないでしょうか?犬種としての特徴が如実な個体もあれば、そうでない個体もあるし、又は、それぞれの犬種の情報について書いた人たちは、何を根拠にして書いているのか?と疑いたくなるようなのもあります。

特にシャイロ・シェパードは、日本ではまだまだ珍しい犬種です。実際に、飼った人、出会ったことある人は少ないと言ってもいいと思います。
この記事を書くにあたって、色々なサイトを見ていたのですが、あるブログには、
『別名:シーロー・シェパード』とありましたが、『別名』はありません。
英語では
<Shiloh Shepherd>
日本人独特の”R””L”の区別がつけにくい発音だとしても、『シャイロ・シェパード』と言えばわかってくれると思います
『シーロー・シェパード』ではそんな犬種があるんですか?と質問されるかもしれません、。
また、『作出目的』の所に、『警察犬』』と言うのがありましたが、創始者のティナの記述には、『警察犬』と言うのは書いてなかったように思います。
毛のタイプについても書いてありました。
『被毛には、スムースとロングの2つの被毛のタイプがありますが、ワイアーの個体もいて、全ての被毛のタイプのシャイロ・シェパードがいます。』
これも同じく、ティナのサイトには、プラッシュ(ロング)とスムーズ(短毛)の2種類があると書いてあったはず。でも、最近のシャイロはワイアもあるのか?とびっくりして、友人のシャイロブリーダーに尋ねたら、
「突然変異なら考えられるけど、シャイロ作出にあたって、ワイアコートの犬種は入っていないはず。」
「それはスタンダードじゃない。」
と言う返事でした。プラッシュタイプのサトリ
そんな風に「犬種図鑑」みたいなのは、単にそこらの資料を基に作られているのだろうと思わざるを得ないことが多い。
実際にその犬種と暮らしている人からのアンケートみたいなのは取っていないだろうと言うのは明らかですよね。
そう言う意味で、ペットショップで子犬を求めるのではなく、信頼できる、又は評判のいいブリーダーから子犬を譲り受けるのが安全だと私は思います。ペットショップの従業員が、自分の所で置いている犬種すべてについて明るいとは思えないし。
そんなんで、たまたま見つけた犬種紹介のサイトに載っていた、『シャイロ・シェパードの特徴』を例にして、考えてみたいと思いました。

それがこれです。肉球の数が多ければ、その項目の特徴により近いと言う事だと思います。
ここではあくまでも、私がサトリとの生活の中で経験したり、感じた事を独断と偏見で書いていること、ご了承ください。
それにならって『うちのシャイロ・シェパード適性度』を作成してみました。
どうでしょうか?シャイロは飼いやすい犬種か否か・・・。項目ごとに簡単に説明させて頂きますね。
同調性: 他の者に調子を合わせるかと言う事ですよね。
はっきり言って若いころのサトリは、同調性ありませんでした当時は、正社員で働いていた私より、教職をして早く帰っていたサトレラパパが社会化を兼ねて散歩や犬仲間と会ったりしてくれてましたが、色々な場面でかなり抵抗する態度を見せていたようです。でも、10歳を過ぎてからのサトリは山羊ともニワトリとも上手くつきあってましたよ。
なつきやすさ:元々ジャーマン・シェパードは他人に愛想がいい犬種ではないそうですが、シャイロもその傾向あります。サトリは、うちのターニャのように、人を見ればバタバタちぎれそうなほどに尻尾をふるわけではない。だからと言って、キャスのように人見知りをするわけでもないです。とりあえず、そばに行くし、撫でてもらうけど媚びはうらないって言うんでしょうか?気位が高いと言うんでしょうか?
家族にはもちろん深い愛情を持ってなついてくれますが、レイラが家に来るまでのサトリは結構、クールで単独でいる方が好きだったように思います。
でも、家族は何してもOKのサトリで、とっておきの顔も見せてくれましたサトリ得意の「チャウチャウ顔」マッサージだと思ってたのか、気持ちよさそうでした
留守番可能度:よくこの意味がわかりませんが、これは飼い主さん次第ではないでしょうか?子犬の頃にちゃんとしつけをすれば、どの子も留守番は出来る、と言うのが私の考えです。サトリは何の問題もなく留守番出来ました。だから、肉球は5つです。
珍しさ:肉球5つになんの異議もありません。日本は勿論、原産国であるアメリカですら、まだまだ珍犬種ですからね。
高齢者適性度:これはいくつまでの高齢者の意味かわかりませんが、大型犬未経験者には勧めないですね。子犬の頃から、服従訓練に連れて行くとか、しつけをちゃんとするとかが必要だと思います。でないと、散歩のとき引っ張られて転んで怪我をすることになるやもしれません
自主性:頭もいいし、頑固です。少なくとも、サトリはかなり自主性のある個体だったので、それを制するのに時間を要しました。
しつけやすさ:自主性のある犬種なので、決してしつけやすい、とは思いません。飼い主側がどれだけリーダーシップを持っているかによるんじゃないでしょうか?しっかりした方向性を持って接すれば、頭がいいので物覚えもいいから、しつけやすい・・とも言えるのかもしれませんよね。
公共順応性:どの犬種にも言えることだけど、明らかに社会化がどれだけ出来ているか、ですよね。ものおじしないと言われるシャイロなので、一度、危険がないものだとわかれば順応性はある、と言ってもいいのかな?
初心者適性度:犬を飼ったことのない初心者の方にはお勧めしません。
高齢者適性度でも書きましたが、高齢者のみならず、大型犬初心者、又はシェパード初心者の方にはかなりのチャレンジになると思います。
私たちもシェパード初心者だったので、色々苦労しました。でも、その苦労も勉強になりますし、将来、また大型犬を迎える時、楽になると思います。
子供適性度:子供との相性はいいと思います。
かなり我慢強い犬種だと思うし、素晴らしい家庭犬となるはずです。勿論、子供たちにもいかに犬に接したらいいかを教えてあげてください。子供に寛大だったサトリ。サトレラパパの犬の接し方についての説明を一生懸命聞く子供たち
うちには小さい子はいませんでしたが、近所の子供たちがサトリを触りたがったので、子供がまわりにくるたびにおやつをあげてました。そのせいもあってか、子供に囲まれても、尻尾を踏まれても、歯をみせるようなことは一度もありませんでした。
そんな性格だったので、社会貢献に一役かっていました。
以上が、シャイロ・シェパード、サトリの特徴です。
多少は参考になったでしょうか?

サトリはそんなでしたが、某シャイロのオーナーさんの子たちは、とても愛想がいいそうですし、結構ずる賢いところがあると言うオーナーさんもいます。うちの子はとてもソフトな性格だと言ってた方もいました。個体で違う事がよくわかると思います。

さて、次回は、最後の最後で、シャイロ・シェパードのブリーダーさんからの話をまとめて記事にして『シャイロについて』のお話を終わりにしたいと思います。
また、時間かかるかもしれませんが、待っていてくださいね。


今年の南オレゴンは山火事が多く、家の中にいることが多い感じです。
でも、先週末、お友達が日本から訪ねて来てくれました。
毎度おなじみの、『大将』です。彼女は、サンフランシスコに住んでいたこともあるので、サンフランシスコには毎年来ています。うちは、直行便がないので、来てくれる時はいつもサンフランシスコからレンタカーで7時間かけてきます。
しかも、沢山のお土産を積んで・・。
だから、私は
サンタクロース🎅ならぬ、サンタ大将と内心で呼んでます。

ちょうど、来訪中に、大麻の展示会(オレゴン州は、大麻の栽培、喫煙(とは言わないのか)OK)や、部分日食を経験して、あっと言う間の3泊4日でした。

日本では『Cannabis plant (大麻』と言うとすごく危険なものだと認識されてますし、私もそう思ってましたけれどオレゴンが大麻の栽培がOKになってから色々と調べたり、人の話を聞いたりして間違った認識だったことがよくわかりました。
まず、CBDオイルと言われる大麻から抽出されたオイルは医療の世界ではとても貴重なもので、てんかん、関節炎、ガン等々に有益なのです。ママスーザンの愛犬、ボーダーコリーのティッパーは去年からだったか、発作を起こすようになりました。サトレラパパがCBDオイルを薦めたところ、全くと言っていいほど発作が起きなくなりました。

Cannabis plant (大麻)この葉をモチーフにしたグッズが結構ありました。
Hemp (麻)私は結構<麻ひも>ファンなんで、見つけた時は何故か嬉しかったです。
Hempと土をこねて作られたブロック
よく見るブロック同様、すごく固くてとても土でこねたものとは思えなかったです。
まぁ、大麻の話は又別の機会に、と言う事で。

とにかく大将はお酒大好き。なので今回も御多分にもれずにワイナリーへ

毎年、この時期にはブドウ🍇が色づき始めてます。行った日の数日後にオレゴンで皆既日食が見られると言う理由の為か、結構な人がいました。

大将滞在中、4ヶ所回りましたが、例年よりは数が少なかったかな?
今年は、カスティエルの社会化兼ねて、一緒に行きました。
一緒に出歩いたのがよかったのか、この後、シャイなキャスは大将にも落ち着いて対応してくれました。やっぱり、”パックウォーク(Pack walking)” は大事ですね!

とどめの写真は、日食。🌞
残念ながら、この辺りは皆既日食ではなく、93.12%でした。日食、ピークの10:16撮影普通のカメラで撮ると日食には見えません。たった、6%の光でも、生活するには十分な光を供給してくれるんだと言う事を肌で感じました。
また、三分の二の太陽が隠れてしまうと、肌寒くなると言う事も・・・・。
改めて、のありがたさを感じないではいられませんでした。
昔の日本人が太陽を『お天道様』と呼んだ意味が分かる気がします。

昨日は、大将が運んでくれたお餅をおいしく頂きました。
大将、ありがとうございました!





7月にここ恒例の郡のお祭りがありました。

これに行くと
「ああ、夏が来た!」
と思い、今年は記録的な暑さ(46℃)に見舞われ、山火事が発生したり、と色々あったけど、その最高気温が段々と下降して、ようやく36,7℃で落ち着き始めてきた。うちから100kmくらい北東で起きた山火事の煙がここまで流れてきて、山がかすんでます。それと、同時に日の出時間🌄が遅くなり、日の入り時間🌇が早くなって日中の時間が段々と短くなってくると、いよいよ夏も終わりだな、と感じけど、早すぎる でも、日本はもう立秋ですよね!
日本にいた時は残暑、と言う言葉もあったけど、ここらではあまりそんな言葉を使う必要がない感じに、早ければ9月から雨が降り始めたり、気温は確実に下がってくる。

友人に郡のお祭りで開かれる、私の大好きな”ランチロデオ(Ranch Rodeo)”の様子を見たいと言われてたのに、なかなかアップ出来なかった。ごめんねぇ、クミンちゃん。
ランチロデオは、牧場で実際に働いているカウボーイ🤠やカウガールが楽しく競う競技です。
最初の、2年は屋内で柱もなく、逆光も気にせずに見られたけれど、数年前から外になったらアリーナの柱が邪魔だし、逆光になるからよく見えないし・・・。
でも、競技に参加する動物たちには涼しくていい事だと言うので、仕方ないね。

さて、遅まきながら、撮ったビデオを1分足らずに縮めたのをYouTubeにアップしたのでよかったら観てみて下さい。

写真をクリック!

南オレゴンへお越しの際は、郡のフェアに合わせていらっしゃると、カウボーイの町の雰囲気を味わえていいかも・・・ですよ

我が家のカスティエルの初めての海です。大きくなってきました。もう5ヶ月になります



この犬種の起源
 シャイロ・シェパードは、心身共に健全で、気質もよくて、健康的な古来のシェパードの姿を取り戻す為に30年余りの'type-to-type'式繁殖の結果に生まれた犬種です。

 特有のアメリカン、ジャーマン、カナディアンシェパードの系統を使った結果、この犬種の創始者(Tina Barber)が"シャイロ・ルック”に到達させたのです。
 1980年代に、マラミュート(Malamute)アメリカのジャーマン・シェパード(American German Shepherd)、そしてホワイト・シェパード(White Shepherd) が一部のシャイロの血統に投入されました。これは、骨盤の角度を少なくし、骨の強化、遺伝的傷害等々を取り除く為に行われ、その結果、今日私たちが見る シャイロ・シェパードがいるわけです。
この系統の血統のものを”MAW”と呼びます。その系統を引き継いでいるそれぞれの世代は「1G」=第一代 「2G」=第二代と言うように呼びます。(ちなみにサトリは「5G」つまりMAWの5代目と言う事になります)
 投入されていない血統のシャイロは“NON-MAW”と呼ばれます。

(私が知ってる)MAW代表もちろん、サトリ!

(私が知ってる)NON-MAW代表サトリのパパ、マック
 シャイロ・シェパードの気質は mediumと medium-soft (もちろんこの他の気質も見られるのだが) を目標に繁殖されます。概して、シャイロは穏やか、友好的、そして特に子供との相性は素晴らしいものがある。しかしながら、防衛能力にもとてもすぐれているのです。
 形態面以外にも、、服従、牧畜、セラピー、捜索救助や介助犬としても秀でているのが見られる。
 シャイロは攻撃的な仕事には薦めない。
(参考:SSBA<The Shiloh Shepherd Breed Association Registry>'Origin of the Breed'より)
容 姿
  頑強で均整の良い体格をし、自信に満ちた身のこなし、無理のないなめらかな歩行をする。
雄は体高最低71cm、標準は76cmからそれ以上。体重は、最低54kg、標準63kgから73kg.
雌は、雄より小さく最低66cm、標準71cmからそれ以上、体重は最低36kg標準45kgから55kg。

 シャイロには、二種類の毛質がある。
          <スムース>
ダブルコートで中くらいの長さの荒い短い毛が密集している。
     <プラッシュ(ブラシのような)>
柔らかなアンダーコートのある長毛。特徴的な「たてがみ」がある。毛の長さは、12cmを超えないで耳の中と後ろにある羽毛のような毛は7cmを超えない。
  シャイロの毛色に関しては、一犬種としての標準によれば、「黄褐色、金色がかった褐色、赤みがかった褐色、銀やクリームの陰影があるもの、又は豪華な金、銀、赤、ダークブラウン、ダークグレイや黒をもつセーブル。」とある。真っ黒、真っ白な毛色のものも鼻、唇、目の淵が真っ黒であれば容認される。
白いマーキングは、わずかなものであれば(つま先と胸の真中にあるもの)構わない。色が薄いもの、色あせたような色は勧められない。目の色は、濃い茶色から薄い茶色

 シャイロ・シェパードとその血統の元になったジャーマン・シェパードの違いは、1962年に「シャイロはジャーマン・シェパードに恋している人達への犬」とその犬種のオリジナルのクラブは説明している。 彼らは、シャイロがもはやジャーマン・シェパードと呼べないくらいに根本的に変わってしまったと主張する。 疑うまでもなく、シャイロはかつてのジャーマン・シェパードよりは大きくなっている。

性 格
  気性においては、精神的に勇敢で自信を持ち、優れた知能があるものをそのスタンダートとする。先輩格のシャイロのクラブ(SSDCA)はその性格に重きをおいて、
「ブリーダーは、精神的に強い犬をつくることに努力する事。但し、「ソフト」であり、しばしばジャーマン・シェパードに見られる極度な攻撃性や臆病さのない扱いやすい性格である事」
としている。

健 康
  この犬種における主な健康障害は胃腸障害、股関節形成不全症など。 いくつかの犬種クラブやブリーダーたちはその健康問題をすでに認知し、それらを最小限に納める為の効果的なプログラムを実践している。大型犬として、シャイロは恐らく間違いなく極めて健康的な犬種の例としていいだろう。
(参考:Wikipedia, フリー百科事典<シャイロ・シェパード・ドッグ>より)

 次回、完結にはシャイロと一緒に暮らした私の個人的見解、シャイロと暮らす人から聞いた話を含めて実際のシャイロについてお話ししたいと思います。
 シャイロを家族に迎えたいと思っている方には是非読んで頂きたいものにしたいと思いますので、ちょっとお時間下さいね

 


シャイロ・シェパードの誕生 大きくて、人間ほどに賢く、子供にはとても寛大で、愛する家族の為には命も惜しまない素晴らしい家族の一員であったかつてのジャーマン・シェパード(以下 G・シェパード)を懐かしいと思う人達に、
「そんな犬が今もちゃんと存在しているのです。それが、“シャイロ・シェパード" です。」と、創始者ティナは、自信を持って言っている。
 もともと彼女は、北アメリカShutzhund Association(NASA)に所属するShutzhundのトレーナーであり、「Shiloh Kennel」 を持っていた。
 そんな彼女が生まれ育ったドイツには大きくて、忠実で訓練性があり、極めて賢いG・シェパードがいつもそばにいた。アメリカへ移って来て、シェパードの外見が変わってきただけでなくでなく性質も変わってきたのに気づいた彼女は、自分が大好きな『大きくがっしりした四角いボディタイプのシェパード』の繁殖を主張したが結局、身体はスリムで長くなり、小型化して華奢な骨格のG・シェパードがドッグ・ショーなどに登場するようになり、それを見て自らが蘇らせようと決意。
 何年もかけて犬を吟味し、繁殖させながら、遺伝的病気を減らし、攻撃的・神経質な性格、小型でないシェパードを目指して努力をしていった。
その中で、大型のマラミュート、アメリカ系のジャーマン・シェパード、そして、ホワイト・シェパードのラインをいれたアウトクロス(異系交配)系MAWと呼び、そうでないものをNon-MAWと呼んだ。

(G・シェパード系)Emma ♀ Sunny ♀ Kito ♂ Mac ♂写真協力 ; Miracle Shiloh
(アウトクロス系)Tella ♀ Bodie ♂ Lexi ♀ Satori ♀どうも両親がMAWだと白い子が生まれるようだ。写真協力: Miracle Shiloh
 年月をかけて生まれた"昔の大きく、賢く、優しく健康的なG・シェパード”は、結局G・シェパードとは切り離された犬種であると言うことで、紆余曲折を経て シャイロ・シェパード と呼ばれるようになったのである。

偽者シャイロ “シャイロ・シェパード"が生まれるまでにテスト的に生まれてきた子犬たちが当然、何百といた。その子達の多くは繁殖に使わないと言う条件で他の所へペットとしてもらわれていった・・・はずだった。
 ところが、“シャイロ・シェパード"は普通のシェパードよりも高く売れるので、心無い人たちはそのまま血統書にシャイロの名前をつけたままどんどん繁殖をしていった。
 そんな事件は、ティナの心を傷つけたが、その後1990年9月に“シャイロ・シェパード"は、A Rare Breed(希少犬種)として認められ、彼女はISSRというクラブを設立“シャイロ・シェパード" のスタンダードを確立し、ブリーダーたちには厳しいルールの元、繁殖を行うように奨励している。そして、今日ある“大型犬として極めて健康的な犬種”になったのである。参考文献:「オリジナルシャイロシェパード」のHome Siteより

【補足】今は、『MAW』とか『Non-MAW』とか区別しているのかどうか調べていないので定かではありません。何しろ、サトリの時代から10年以上たったわけで、「シャイロ・シェパード」で、ひとくくりになって存在しているんだと思います。
創始者のティナも2011年に亡くなっています。
続く・・・・



 さてさて、クリムゾンが来日して、だいぶ経ちました。
 数年後、彼の子孫たちが日本で誕生するかと思うとワクワクします。
 サトリをカナダから輸入した時に、こんな日が来るとは思ってもいませんでしたから。
 シャイロ・シェパードを迎えたいと思っていた方には朗報ですよね。
 でも、そのまえに、これから日本で活躍するシャイロ・シェパードが1頭たりとも不幸な犬生を送らないためにも、僭越ですがシャイロ・シェパードと暮らした経験や他の友人からの話に基づいてご参考までに少しお話をしたいと思います。

 サトリを迎えた当時、私はいくつか当たったブリーダーのうち、日本への輸出を快く受け入れてくれたJanの気持ちに応えるためにもと思い、サトリのホームページを作成し、シャイロ・シェパードの事を色々調べて載せてました。その時の資料が残っていたので、それを元にご紹介したいと思います。 
なので、情報は古い所も

<以下 当時のホームページから抜粋>
日本では “シロー・シェパード” と呼ぶ人もいるようですが、(*えぇぇぇ?😧😧と思う人もいるかもしれませんが・・)正確には“シャイロ・シェパード”(以下 ‘S・シェパード‘)と発音します。(*多分今はそう呼ぶ人はいないでしょう)
「シャイロ」
とは、この犬種の創始者が聖書からとった<エルサレムの都市の名前>だそうです。
 この犬種は、原産国のアメリカでもまだ数少ないレア犬で(*これを書いてる現在も)、JKC(ジャパンケンネルクラブ)ではまだ公認になっていない(2006年1月現在)ので日本に何頭いるのかわかりません。

基礎になったジャーマン・シェパード・ドッグについて 
 その昔、羊飼いたちは仕事を卒なくやりとげてくれる犬を求めていた。姿かたちよりもその犬の能力を重んじていたのだ。山に住む羊飼いたちにとって必要なのは羊を狙う熊や他の捕食獣から守ってくれる大きく、強く、忠実で勇気のある犬だった。
 そう言う心配のない農村部に住む者たちにとってはそれよりも小さく、家畜をすばやくまとめて囲いに追い込む敏捷性のある犬が必要だった。
 羊飼いたちはそんな自分たちの犬の能力を試す競技会をやったりもした。
 ドイツで、ある男性が狼のような素晴らしい灰色の犬を見つけ、それに知性と機能性をつけた「ジャーマン・シェパード(以下‘G・シェパード’)」を作ったが今ではその系統は残っていない。
 その後に、見かけよりも牧畜犬としての能力を持った犬を小さなスピッツ、コリー、エアデールテリアタイプの犬から作リ出した。その犬は色々な毛色を持つ要するに雑種である。
 その雑種に狼との交配種をかけ合わせたものが今日のG・シェパードの基礎となった。
 その後、家畜を守る、家族を守る、軍での見張り等の作業能力、更に今ではセラピー犬、或いは探索犬等、種々の特性を持った色々な大型犬の血を取り入れられ現代のG・シェパードの礎となった。これこそG・シェパードが【万能犬】と呼ばれる所以である。

 そんな「究極雑種」G・シェパードであるからこそ、これが同じ親から生まれたれた子犬なのか、と戸惑うほどに毛色、毛質、長毛、短毛、足長、短足などが違う。
 見かけはG・シェパードでも‘アメリカの’‘イギリスの’‘カナダの’と国によって微妙にタイプが違うようである。(日本は‘アメリカ’の系統が多いと言う事を以前何かで読んだ気がする)

『「小型化」「長い胴」「洗練された骨」
「飼い主を守る勇気もないようなひどく神経質な気質」
それが高じて予想もつかない噛みつき犬になるものも少なくないので
不満をもらすオーナーも結構いる。
また、華々しくリングでハンドラーを引っ張り回すドッグ・ショーによって、
残念な事に、
素晴らしいシェパードの特質(物静かで落ち着いて賢い)が改ざんされてしまっている。』


『昔の(10年以上前)G・シェパードは大きく、
何の疑いもなく自分の主人を命かけて守る勇気があり、
また子供には優しく、落ち着きがあり、聡明だった。』

と、S・シェパードの創始者であるティナは自分のHPで述べている。
 彼女はそう言った自分が愛するかつてのG・シェパード(50年代~70年代に放映された<名犬リンチンチン><名犬ロンドン><森のロッキー>)の復活を願ってみずからブリーダーになった人である。
*実際、上記のTV番組に出演した犬の血統も組み込まれている
参考写真:「ジャーマン・シェパードの歴史」から
ドイツジャーマンシェパード110年の変遷の歴史の動画を参考までに
続く・・・・・・


シャイロ・シェパードファンの皆さんは、
6月にすごいシャイロの男の子が日本に上陸 と言ってたのに、もう7月になるじゃないか!とイライラしていた方もいらっしゃるのでは。
すみません🙇お待たせしました。やっと、その子の写真を入手することが出来たのでご紹介したいと思います。

クリムゾン2015年3月生まれ
この写真だと大きさが今一つわかりにくいと思いますが、かなりの大きさです。😱
でも、性格は穏やかなので、子供が近づいても大丈夫です。それが、シャイロ・シェパードが家庭犬として素晴らしいと私がことあるごとに言っていたところでもあります。
この子が今どこで暮らしているのかは、プライバシーにもかかわることなので、公表は出来ませんが、『その時』が来たら、ブリーダーのホームページとかも出来ると思うので待っていてくださいね。

さて、いずれにしても数年後には、彼の子供たちが日本に誕生するはずです。
楽しみですね。輸入が難しいのであきらめていた方も、日本で購入出来るなら、やっぱり是非、シャイロを家族に迎えたいと思ったかもしれませんね。
私がサトリのホームページを立ち上げた時に、シャイロ・シェパードがいかに誕生したかを書いたのですが、クリムゾンの来日を機会に、何回かに分けて、このブログでもう一度、シャイロ・シェパードについて色々お話したいと思います。
犬を飼うにあたって、まだまだ自分の状態や環境を考えないまま、「欲しい!」「かっこいい!」「可愛い!」って言うだけでペットショップなどから子犬を買う方多いみたいですね。
もし、これを読んでシャイロ・シェパードを家族に迎えたいと思っている方がいらしたら、是非読んで決めて頂きたいと思います。サトリを飼った経験から、人から聞いた話から・・等々を書き連ねていこうと思うので、またブログをチェックしてくださいね。
しかし、なにしろ、『気まぐれブログ』なんで、立て続けに・・・とはいかないと思いますが、そこはご容赦を・・😅