S字が苦手なお客様。

毎回(今回が2回目の担当です)一度はバックしてやり直し。

しかし、脱輪ではありません。

(脱輪とは…、タイヤが縁石に当たったり、もしくは、縁石に乗り上げたりする事です)


脱輪しそう…、止まってバック。


例えるなら、実際の運転で壁に当たりそうなので止まってバックした。

事故を起こす前に止まったのでまったく問題無し。


「今のナイス判断」


すると


「えつ!当たりそうになってバックしたんですよ!」

「当たりそうになったから止まってバックした、良いじゃない」


目指しているところが高いんです、もっと上手くなりたいんです。


なので、他の場面で声の掛け方を変えてみました。


「今の左折は大回りし過ぎ、もっとしっかりとハンドルを回して小回りしましょう」

「えっ!あれじゃダメなんですか!」


今日もこんなやり取り。

良いところを言っても信じてもらえない、惜しいところを言っても信じてもらえない。


思い切って聞いてみました

「ほめた時とアドバイスした時、どっちかを信じてよぅ」

「……」

「ほめて伸ばすと言っても、出来てないところを良い感じとは言わないから」


どっちを信じるって言われたと思います?


「じゃあ、ほめてもらった方を信じる。でも、出来てない方も信じる。で、出来るように頑張る」


お互いに拍手


両方とも信じる、これって一石二鳥って言うのかなぁ?


今日も何かを恩送り

ではお元気さまでいきましょう