円がない! | 熟年国際結婚

熟年国際結婚

日本とイギリスの16年半の超遠距離恋愛に終止符を打ち、2016年に入籍、イギリスに移住しました。スコットランド人の主人とときどきばたばた、ときどきのんびり暮らしています。

一時帰国を控え、今日は円の両替に。

 

主人も木曜日からホリディに入っているけど、オフィスに取りに行きたいものがあると言うので、一緒に出かけた。主人が16年間日本に通っていた頃、一番円レートが良かったという両替所が主人のオフィスの近くにあるので。

 

土曜日でも開いてるんだな~と呑気に思いながら、閉店30分前に到着。店内に入っていって「円が欲しいんですが」と言うと、「ないんだよね~」と。え驚き

 

「全部売り切れちゃったんだ」と。あんぐりガーン

 

ま、まあ、最近日本に行く人多いよね。主人の同僚やら出張先のスタッフやら、私も大学の他の言語の先生とかと話すと、「日本に行って来たよ~」っていう率高いし。

 

でも、両替所から消えるほど!? 

 

私が呆然としていたら、主人が「オーダーして取り寄せてもらうことはできるかな?」と聞いてくれた。

 

「できるけど、オンラインでオーダーしてください」とサイトの案内が書かれたカードを渡してくれた。やむなくそのまま外へ。

 

今日は気持ちよく晴れて気温も結構高めだったし、土曜日ということもあってセントラルは人が多く、歩いているだけで疲れる。ま、せっかく出かけて来たので、ついでに主人が何度も薦めてきたTwiningの博物館へも寄ってみた。日本人には馴染みの深い紅茶メーカーで、お土産にするにもあまり目新しさがないかな~と思いつつ、中を一通り見てみたら、可愛い缶入りのビスケットを見つけたので、お土産に購入。

 

それから主人のオフィスへ寄って必要なものを取り、メールチェックなども済ませて帰路に。途中ウォータールー駅のmarks and spencerに寄ってみた。

 

というのも、3年前と2年前の年末に、主人が職場からmarks and spencerのギフトカードをもらってきた。職場の福利厚生の一環なのか? 去年はそういうの、経費節減なのかなかったけど。

 

主人に渡されて、「自分の物、何か買えば?」と言ったんだけど、「良いから好きな物買いなさい」と。

 

「使えなくなるといけないから、早く使え」と言われて、去年の年末に少し使ったけど、まだ半分近く残っていたので、お土産の購入に使おうかと。本当は缶入りのチョコレートを買いたかったけど、重そうだったので箱入りのに変更。

 

主人が「他の人の邪魔になるといけないから、外で待ってる」と言うので、一人でレジに向かった。セルフレジで商品をスキャンして、メンバーズカードもスキャン。それから支払いのところで『ギフトカード』を選択。カードのバーコードをスキャンしたら、エラーがイラッ こういうの、イギリスって多いよね。あれ、これって『ギフトカード』だよね。バウチャーじゃないよね、と思いながら『バウチャー』を選択しても、やっぱりエラーが出るイラッ

 

やむなく近くにいたスタッフの女の子に、「ごめんなさい。エラーが出てしまうんだけど」と言うと、女の子がやってきて、そのカードを見るなり、「え、これってギフトカード!? えビックリマーク 初めて見たビックリマーク え~ビックリマーク これがギフトカードなんだビックリマーク」と何故か大興奮。あまりの興奮状態にこっちがポカーン。

 

エラーを修正して、カードをスキャンして、無事にお会計を済ませてくれた後、「見せてくれてありがとう!!」とお礼まで言われてしまった…。そんなに珍しいものなのか…はてなマーク

 

「お夕飯の買い物して帰る?」と聞いたら、「久しぶりに近くのfish & chipsのレストランに行ってみないか」と言うので、ぶらぶら歩いて向かう。

 

ロックダウン前はいつも外に人が並んで待っているような人気店だったけど、ロックダウンからはあまり混んでいないように見えたので、「お客さんが少ないと、ちょっと不安…」と言いながら、お店を覗いてみたら、結構お客さんが入っていたので、安心。

 

入って行って、スタッフが「こちらのテーブルへどうぞ」と最初に言われたところが、トイレの出入り口の近く。ちょっと嫌だったので、そう言うと、「じゃ、そちらでも良いですよ」と指し示されたのが入口ドアの近く。ドアが開くとちょっと寒かったけど、食べたり飲んだりしているうちにだんだん暖かくなってきた。スタッフの人たちも気遣ってドアを閉めたりしてくれたし。

 

でも、いつも思う。何故イギリス人はドアを「閉める」という行為ができないのかと。開けっ放しで出入りする人の多いことむかっ

 

そのうち中国人らしき親子連れが隣のテーブルに。なんとなく目が合い、そちらのテーブルになかなかスタッフがオーダーを取りに来なかったので、「大丈夫?」と声をかけたりしていた。

 

その後、自分の食事に集中していて、ふと見ると。他の東洋人らしき女性がその人たちのテーブルに。何かなと思ってみていると、料理のことを聞いているらしいが、「魚の大きさって、皆同じ?」とか聞いてるびっくり いや、魚の大きさって全部違うよね。そこまでそろえられないんじゃ…!?と思ってしまった。余計な口は挟まなかったけど。隣のテーブルの人たちもそんなふうに答えていた。

 

主人がカードで支払い、「チップ用の小銭があるか?」というので、とりあえず私が2ポンド出すと、主人もポケットから2ポンド。まあ、それくらいで足りるかな、と思いつつ、店を出てから「全部でいくらだったの?」と聞いたら、「53ポンド」とびっくり

 

え、ロックダウン前に最後に行った時って40ポンドいかないくらいじゃなかった!? いろいろ値上がりしているとはいえ、ちょっと上がりすぎじゃ!? っていうか、じゃ、チップ、10%になってないよね。足りなかった!? とちょっとパニック。

 

まあ、最近は料金にすでにサービス料が入っていることもあるから、いいか…。戻って払い直すのも変だしね。

 

そんなこんなで帰宅。明日はスコットランドに移動の予定。採点しないといけない試験やらあれこれ持って行く物をチェックしないと…。

 

あ、料理の写真撮るの忘れた…。