しわ治療についてお話したいと思います。
しわには大きく分けて2種類のしわがあります。
● 表情じわ
● たるみじわ
今回は表情じわについてお話します。
表情じわとは、笑ったり、怒ったりするときに、表情筋という筋肉の収縮(緊張)によって、眉間、目尻、額などにできるしわのことを指します。
表情じわは、繰り返し筋肉を動かし続け、加齢とともに皮膚の弾力も低下することによって、慢性化することで“刻みじわ”となってしまいます。
表情じわは、化粧品では改善することが難しいしわであり、ボツリヌス注射による治療をお勧めします。
表情筋に注射すれば筋肉をリラックスさせることができ、眉間や目尻やおでこの表情じわの治療に効果を発揮します。
一般的に注射をした2~3日後から、治療効果があらわれます。
個人差はありますが、通常は4~9ヵ月くらい効果が持続します。
下の症例は眉間とおでこの表情じわの施術前、施術後の写真です。
しわがなくなり、光沢がでてとても満足され、大半の方は継続して治療を行っています
ほっておくと、進行して深くなっていく刻みじわは、ボトックス治療を継続することで、しわの進行をとめてくれます
当院は眉間、前額部が施術として多い印象です。
施術前(眉間)
施術後2週間 (眉間に力をいれてもらっています)
しわがなくなるだけではなく、眼の周りの雰囲気がやわらかくなり優しい印象になります
施術前(おでこ)
施術後2週間(おでこにしわ寄せをしてもらっています)
おでこのしわがなくなるだけでなく、艶やかなおでこになります
深く刻みこまれたしわの場合には、
ボツリヌス注射のみでの改善が難しい場合もあり、
ヒアルロン酸注入との併用が必要になるケースがあります。