アンチエイジングは分かりやすく言うと、「抗老化」という意味です。
1995年ころから、老化現象に抗うべくブレーキをかけ若さを保つ「アンチエイジング」という概念が登場しました。
ハーバード大学のシンクレア教授は「老化は病気である」と唱えましたが、寿命が延び、老化のメカニズムが解明されるにつれ、老化を予防、治療する「アンチエイジング医学」が注目されるようになりました。
アンチエイジング医学とは、「病気の治療」を目的とした医学の先をいく、
健康な人をさらに健康にする予防医学の最たるものであると言えます。
アンチエイジング医学の中にもさまざまな領域があります。
われわれ形成外科医は、見た目を美しく保つことで、皆さんのQuality of Life(生活の質)を底上げしていく、「見た目」のアンチエイジング医学を目指しています。
多くの方が、ひと昔まえのように“年相応でいい”という感覚ではもう古いと考えていることです。
アンチエイジングに関心をもつのは同性代の人との比較が契機になることが多いようです。
アンチエイジングケアを始める方は、若々しい自分の表情をみることが自分にとっての元気の糧になると考えています。
私自身もそのように思いますし、実際アンチエイジング治療を行ったあとの患者さまの表情はとっても明るくなり、鏡をみることが苦でなくなって嬉しいとおっしゃられます
アンチエイジング目的で、当院形成外科にいらっしゃる患者さまは
シミやしわ、たるみが気になりはじめて受診される方が大半です。
シミ治療については、以前ブログでお話ししましたので
次回しわ治療についてお話ししたいと思っています