こんにちは




Lavande Vraie ~ラバンド バレ~
satokoですチューリップ紫チューリップ紫チューリップ紫




ゴールデンウィーク終わった?

全く実感が湧かないけど…。

主人の会社は3日毎のテレワーク

ゴールデンウィークはずーっと家

完全テレワークのご主人をお持ちの皆さま



お疲れ様でございます‼︎真顔




どこに出掛けるわけでもなく



STAY HOME‼︎


いやぁドドが
でっかいトドが狭い家の中をゴロンゴロン

発狂しました!私ムキー



既に愛だの恋だのと言うものはとっくになく

今あるのは「憎しみ」…真顔

タイムマシンがあるなら26年前の私に言いたい


「コイツはあなたが思ってるような優しい男じゃない。ただの優柔不断。歳を取るにつれ無神経ばばぁソックリになるよ。」と


そして
「でもコイツと結婚するとすんごい苦労するけどすんごいいい子に巡り合えるよ」

とも言わなきゃねおねがい


私の人生棒に振るか

人生は棒に振るけど素晴らしい娘を持つ事を選ぶか
(私からよくまともな人格者が生まれた。という意味)


26歳の私ならどちらを選ぶかなぁ…ニヤリ




ILOVE物置部屋!

ILOVEベランダ♡
(もはや私の居場所は屋外か…)



さて、父の闘病生活も終わりが近づきました



誤嚥性肺炎をしたけれど翌日には熱がスーッと下がり、冷たい物が飲みたいと看護師さんに言ったそうです


トロミをつけて水分を与えて一口…

で今までにないむせ方だったそうです

おそらくお父さまは相当辛かったと思います

と、既に「飲み込む」ことに必要な「筋力がない」と言われました

父には「お口から飲むと辛いからやめようね」

と伝えていたそうです。

そのことのあった日に病室に着くとすぐに担当医に呼び出されました




「誤嚥性肺炎を起こして急激に弱られました

梅雨まではとお話ししましたが恐らく4月は迎えられないかと思います

こちらも驚いています

こんな急に悪くなるとは予想できなかったので」





話の焦点はそこではありません


・もともと病院に入院する時に肺ガンが末期であること

・認知症がだいぶ進んでいること


を踏まえて延命措置は取らないと言う方針を病院には伝えてありました


痩せこけた体にとても抗がん剤は耐えられないでしょうし

認知症になる前、頭がはっきりしている時に父から

「お父さんがこれからまたガンになった時抗がん剤はしないよ。ここまで来たら(80近くなって)穏やかに死にたいね。延命なんてしなくていいからね」

と言われていました



担当医がしたかったのはそこの確認です


「今朝飲み物を飲みたいと言って飲んだけれどものすごくむせてしまって、もう飲み込む力がないと思われます。

なので口からの水分はやめています。

水分を取るなら点滴になりますがどうしますか?

お話では延命措置は取らないとお聞きしてますが」


私は「点滴はしなくていいです」

と答えました

痩せこけ、寝たきりで尿意があっても紙オムツの中でするしかない

治るなら、昔のように元気なるならどんな治療だって受けてもらいます

でも違う

肺ガンのせいで心臓が圧迫されて苦しくてトイレに行けない

こんな体なのに癌細胞だけは増えていく

今の状態に水分の点滴をしても何日間か命が伸びると言うだけ

父の「尊厳」を考えた時、この状態で延命して父は喜ぶのか

父は決して望まないだろう

プライドが高く、威厳のあった父

「さとちゃん、いいよ。そろそろお母さんに会いたいね」

フッとそんな声が聞こえてきそうな気がしました





その日から水分なし

もちろん食べられない

後は死に向かって衰弱していくのみ

子供としてきちんと最期まで見送らなければ




この日から父は口が聞けなくなりました

ただ、娘がいると目を合わせてにらめっこをしていて

私は病院にいる時間はずーっと手を握っていました




日を追うごとに表情が乏しくなってきました

それでも手はギューっと握ってくれていましたおねがい

もう表情も変わらず目の動きも無くなってきて

でも手を出せばギューっと力強く握り返してきます

意識があるのかないのか

そんな時、病室に来て手を握ってすぐトイレうんちしたくなりました

来てすぐだったので娘に代わってもらおうと

「ママうんちしたくなっちゃったからシゲのお手手握ってあげて〜」

と言ったらパッと手を離しました!

娘と「シゲすご〜い!ちゃんと聞こえてる!
お父さん、ごめんね〜」

と言って私は無事トイレ



私が覚えている父との対話はそれが最後だったと思います


手を握る力も日に日に弱り

3月24日病院から電話がありました

「脈が弱ってきました」

直ぐに病院に行き、もう反応はありません

目は開いているけど視点が定まってない感じ

手を握っても、もう握り返してきません

いつもは娘は勉強しているのですが(行っている塾が娘の頭よりハイレベルすぎ)

この日はシゲの左手は娘が

右手は私が握りました

まさに〈両手に花〉ってやつ爆笑


息が止まったか?と思うとまた動く…と言うのが数時間繰り返しで


看護師さんが頻繁に脈を堪忍しにきます

最期は聴診器🩺で心音が無くなった事を確認し

「お亡くなりになりました」


でもこれは看護師さんの確認

正式な亡くなった時刻にはなりません

「これから先生に伝えますから。
時間がかかるかもしれませんね。
1時間か1時間半か、それまでお父さまの側にいてゆっくりお別れをなさってあげて下さい。
葬儀屋さんへの連絡もまだしなくていいですよ
ゆっくりお父さまの側に付いていてあげて下さい」


と言って家族4人だけの時間を取ってくださいました

先生にお伝えするのにそんなに時間がかかる訳がありません

配慮してくださって、嬉しい限りでした

手を握って、頭をいい子いい子して


お父さん、ありがとう
今までありがとうね

とギャン泣きえーん

まだ担当医来ていないので、まだ終わらない…



習字の師範の免許を持っていたので娘に甘〜く甘〜く教えている図私の時は上手く書けないと手を叩かれた…
だから途中でお習字辞めてやったもんね〜

それにしてもすばらしい娘はぷっくぷくやねん!


今日も長かったですね

でもまだ続くのです〜

最後までお読み頂きありがとうございましたコスモス