連休は寒かったので、薪ストーブを朝から晩までガンガン焚いておりました。


そんな薪の話ですが、火をつける時って、小さな木をしっかり燃やし炎が定着したら徐々に太い木を入れていくのです。でね、この細い木って薪割りのテクニックが必要で、私には難しい。娘にも難しい。必然的に焼き付け用の薪は夫に用意してもらわなくてはいけないんですけど、暖を取るのに必要な物なのに夫1人がたよりって、生活の自立度が低い。


そんなところに、タイムリーにもインスタフィードで見つけたこちら。



これ、めっちゃいいーーー。

夫に聞いたら、買っていいよってことで早速アマゾンリサーチ。


本家本元のものは12000円なり。類似品で8000円とか、安いものは4000円とかあったけど、こういう道具系は安いもの選ばない方がいいよねーってことで本家本元のNZの品を。


週末届きました。



これ見て、夫としばし爆笑。

Made in Australia
DESIGNED IN NEW ZEALAND (文字でかっ)

この情報が重要なのって、多ニュージーランド人だけじゃ。。笑

Made in China
Designed in FranceとかItalyとかなら、購入者への価値がわかるけど。笑

面白いからKiwi(NZ人)の友達に写真を送ったら、ここには記載しませんが、お決まりのKiwiがオージー下げる返答が来ました。笑。このネタって永遠で、はたから見てるとウケる。

それは良いとして、そんなこんなで、私でも娘でも、細い焼き付け用薪がこれで作れるようになりました。

でね、道具ってね、ずっと長く使うんなら、下手に安いもので済まさない方がいいですよね、って話。12000円で売られている同じようなものが4000円って、やっぱり良くないはず。レビューでは用途は果たしますって言ってる人が多かったけど。

道具といえば我々に身近な料理道具。
こちらはたまーに眺めてほっこりしている本。


いい道具には理(ことわり)がある。
道具は育てるもの。

6年ほど前にこの本に出会い、テフロン化工のフライパンではなく、鉄のフライパンで料理しようと思ったものですが、やっぱりテフロン楽なんですよねー。。。笑。餃子やオムライスなど、特に。

で、我が家に昔からあったティファールをたまに使っていたのですが、傷が気になるようになりお別れすることに。再度、もうテフロン化工のフライパンはいらないかな?と思ったものの、やっぱり1つは必要だよね、と最近購入しました。

せっかくなので、クリステルのものにしました。義母がクリステル愛好者で家の鍋やフライパンはほぼ全てクリステル。様々な形のものを持っています。我が家にもクリステルの大きなステンレスフライパンがありますが、かっこいいんです。

一般的なテフロン化工のフライパン買うよりも値ははりますが、数年使って捨ててしまうものではなく、ずっと使おうと思うものを買いたい、ということで選びました。義母もサイズ違いで3つくらいテフロンのものも持っていて、長く使っているし。

そうしたら次に駄目になるのが、私が一人暮らし始めた時から使っている20年選手の16センチ鍋。今でも3人家族のお味噌汁用に使っていたのですが、それを見た母が、これ体に悪そうだからもう捨てなよ、と先日うちに来た時に言われまして。。。

無印良品の黒いコーティングされた鍋だったのですが色がほぼ全て剥げているアルミの物で、母がそれを嫌がるのです。

この16センチ鍋は本当使い勝手良かったので、同じく16センチ鍋も、結局クリステルのステンレス化工のものにしました。それがこの週末に届き、クリステルコレクションが増えたことに、にんまり。実は先ほどご紹介した本を読んで以来、行平鍋もとてもとても気になっていたんですけど、道具の統一性を考えクリステルに軍配が上がりました。

そんなんで20年選手が交代された料理道具は、さらに20年以上使うからねーって気持ちです。(テフロン化工は気をつけないと)

他には南部鉄器のOIGENというブランドが好きで、いくつか使ってます。南部鉄器は洗剤NGで、料理の素材や油に触れてどんどん深みある黒になっていくような気がします。お値段もル・クルーゼやストウブなんかの半額以下。

赤いストウブと並ぶ真っ黒南部鉄器のココットはヘビーユースです。夫はこれでパン・ド・カンパーニュを焼いてます。ストウブは大学時代のお友達が私の出産祝いにくれたもので、こちらもすごく気に入ってます。

そんな道具にウキウキした週末は、アートも追加された週末でした。

夫が、Gerhard Richterという画家が好きで、雨と寒さで外出しなかった日曜日に彼の画集やYoutubeを見ておりました。


まるでピンボケの写真のように見える絵があるかと思いきや、


自分の絵を絵の具で塗りつぶす作品もあったり、



絵の具塗った板でキャンバスを上から下に、左から右に塗りつぶし、表面の絵の具を削り取るような作品あったり。


そしたら夫がやってみたくなったようで、娘とGerhard Richter風の制作開始。



結構いいじゃない。ソファーの後ろの壁に飾ろうかな。

私は眺めていただけですが。

そんな、道具とアートが我が家に増えた、3連休でした。

実はアルコール解禁っていう素敵なイベントもありましたけどね。それはまた別途。