この冬休みは、母も連れて温泉に行こうと計画しておりました。だから少し奮発して、北海道で高級リゾートとして知られる鶴雅リゾートの宿を我々家族3人と母の4人で予約。


鶴雅リゾートは、以前も2回ほど宿泊したことがあります。阿寒湖の近くと支笏湖の近くに。いずれも母が予約をしてお支払いも母持ちでした。なので今回網走湖の近くにある鶴雅リゾートは、私が母をご招待。。。のはずだったのですが。。。


書道の先生である母。自分のお教室や地域の審査員やらいろいろな役職を忙しそうにこなしてます。年が明けた時に、自分自身の作品提出が間近だと気が付いて、ねー、ママ(私の母)もやっぱり行ったほうがいい?行かないで習字してたいなー。。。ですって。


ということで母だけ前日キャンセルです。母って常に忙しい人で、あまりリラックス出来ないタイプなんです。温泉行ってもきっと習字が気になってリラックスなんて出来ないですからね。まー良いでしょう。笑


実家から2時間弱。北海道らしい雪景色を経て



温泉宿に到着。


チェックインまで少し時間があり、ホテルのラウンジでカフェタイム。


5m以上ありそうな一枚板のカウンターテーブルが圧巻。夫と娘と、うーん、このテーブル300万円くらいだと思うなー、なんてお金の話。笑




火を眺めてカフェタイム。マシンの美味しくないコーヒーでしたが。。。残念


鶴雅リゾートの夕飯ビュッフェは種類も豊富で美味しいのですが、母も連れてくるからってことでフレンチのコースを予約してました。娘は、えーービュッフェが良かったーって。ですよねー、子どもなら。


でも大正解。そこまでの大きな期待持っていなかったものの、どれもこれもとても美味しかったです。


今どき天然記念物級の、フォークナイフがずらりなフレンチ。パリのラ・トゥールジャルダンでさえ、今はこんなことしていないでしょうね。笑


あらー、キャビアまでー



見た目は地味だから写真は撮っていない、蝦夷鹿のコンソメスープ、伊勢海老乗せってのが驚く美味しさ。お肉は入っておらず鹿のスネ肉のブイヨンで作ったコンソメスープながら、しっかり鹿香が。


ビュッフェじゃなくて良かったです。ビュッフェって、別に普通のものであっても、食べなくてもいいものでも、ついついお皿に乗せて食べてしまうし。


温泉も良かったー。内風呂に、雪景色を楽しみながらの露天風呂。そしてサウナ。サウナは90度近かった。サウナの後の水風呂もお決まりの気持ちよさ。私は3回は繰り返したかったけど、娘が耐えきれず、もう上がろう上がろうとうるさい。


敷地内にはこんな足湯もありましたよ。



映えスポットばかり。

翌朝も温泉にサウナに堪能し(娘がサウナに付き合いきれず腹8分か7分かな。。。)10時にチェックアウトし向かったのは?


凍った網走湖でのワカサギ釣り。


こんな風にテントが並びます。



凍った湖面にドリルで穴をあけてもらい、スタート。




ホテルのラウンジにあったアイヌ神話の本を少し読んでいたんですけどね、そこに書かれていたのは、アイヌでは動物は全て神とみなされているんです。そしてそんな動物を射ようとした際、人間は命中したって言うけれど、本当は神である動物が、その人間の矢を受け入れると決めたならば矢が当たるものなのですって。当たる方が決めているって。

ワカサギを釣りながらその話を夫にしたら、動物殺すのに都合いい解釈だなーって笑ってました。

帰路、大きな角の生えた鹿を何頭も見ました。わかるかなー?



今晩はこれからワカサギをフライにしますねー。


明日はもう自宅に帰ります。