6月のベルサイユは、モリエール月間だそうです


モリエール、聞いたことはありますよね?

はい、私も聞いたことあります。笑

フランスブルボン朝、ルイ14世から庇護を

受けていた劇作家。フランス古典喜劇を

完成させた人。


そんなモリエールにちなみ、様々な文化的

イベントがベルサイユで行われています。


日曜日は、学校のお友達が1人遊びに来ました。

うちに来るのは初めての子!

事前にその子のママに、もしかしたら王の菜園で

行われるラ・フォンテーヌの語り芝居に子ども

たちを連れて行くかも、とは言ってたものの、

あまり子どもたち、乗り気じゃないかなー、

なんて思っていたら、しばらく遊んでから、

お芝居見に行きたい!と急に言い出したので

2人を連れて行って来ました。


ジャンドラフォンテーヌは、イソップ童話

を元にたくさんの寓話を書いたフランスの詩人。

ウサギと亀が代表作です。


ラ・フォンテーヌの寓話を王の菜園で、

コスチューム来た役者たちが語ると言う

事前情報のみでとりあえず行ってみました。


ちなみに王の菜園 (Potager du Roi)は、

ルイ14世の食卓のために作られた9ヘクタール

にもおよぶ畑なのです。


これも当たり前っちゃー当たり前なのかも

しれませんが、ベルサイユにあるもの全て

ルイ14世のために作られたものばかりですね。

それが今も残っている。

現在は国立高等造園学校が運営を引き継いで

いるようです。この畑で採れた野菜も購入

できます。


王の菜園だけあり、中央に噴水があったり、

ちょっとした彫刻があったり、壁には

薔薇がつたっていたり、普通の畑とは格が

違います。笑


(娘、いつもこのワンピ着てる。気に入ったら

いつも同じもの着ます。笑)


ラ・フォンテーヌの語り芝居は唐突に、

突然しょぼい感じで始まりました!!笑

で、二手に分かれて、さーみなさん、好きな方に

ついて来て!と畑の中を役者に続いてゾロゾロと

歩いて行きます。すると噴水の前でとまり、

役者さんの語り芝居が始まりました。



この状況で1時間以上ただお話し聞いてる

だけならきついなー、、、なんて思っていたら、

2つくらい物語を終え、さー次の場面に行くわよ!

とまたゾロゾロ場所を変えるために移動。



子どもも出演しています。


迫真の演技!笑

ここら辺から面白くなってきました。





暑い中、コスチュームを着て物語を語る役者さん。


最初、娘も友達も、うーん、面白いんだけどー、、

なんかよく分からない。って苦笑いしていた割に

移動の度に走って列の先頭を陣取り、最後の方は

物語に聞き入ってる様子でした。


娘が小さかった頃、ラ・フォンテーヌの絵本も

何冊か持っていましたが、フランス語が古くて

私には難しいんですよね。今回もなんか難しくて

正直よくわからなかったけど、雰囲気だけで

結構楽しませて頂きました。


それにしても、菜園を散歩しながら、舞台を

変えて見る語り芝居は、なかなか面白い構成

です。飽きない。


菜園を出たら、お友達のご両親が迎えに来てて、

帰り道に一緒にイタリアンレストランで

ご飯を食べて帰りました。


2人とも私と同じ業界で働いていて、

何度か立ち話する度に話しやすい、いい感じ

のご夫婦だなーと思っていたので、今回ディナー

を一緒に出来て良かった!

夫もいれば良かったのになー。


ミニコンサートやら、ミニ芝居やら、

毎週土曜日には花火も上がるようですし、

夏の間、イベントは満載のようですよ!