日本ではもう十数年間TVを持っていなかった

ので、TVCMと言うものをあまり見ずに過ごしました。

フランスの家にはTVがあるので、いくつか

楽しみに見ている番組なんかもあります。

例えばTop Chefと言うシェフの卵が料理を

競う番組!大好きです。

 

TV見ると必然的に目に入るCM。

フランスのTVCMは、ポジティブアクション

の宝庫だなーと。

 

ポジティブアクション、

アファーマティブアクション、

 

肯定的措置積極的是正措置)とは、弱者集団の不利な現状を、歴史的経緯や社会環境に鑑みた上で是正するための改善措置のこと。この場合の是正措置とは、民族人種出自による差別貧困に悩む被差別集団の、進学就職職場における昇進において、特別な採用枠の設置や、試験点数の割り増しなどの優遇措置を指す。

 

こちら、Wikipediaの説明。

 

TVCMの世界で明らかな枠が設置されてる

ように見えます。

 

AmazonのCMではバレリーナを目指す

黒人の女の子が白鳥の湖を踊り、

IKEAのCMはレズビアンカップルが洗濯物

について1人が小言を言っている。

AirbnbのCMではダウン症の子供と旅を

楽しむ母親が。

グループで食事を楽しむシーンは必ず

人種が混ざり合い、家族を描くCMは中東系の

家族の姿がある。

下着の広告には必ず一人、オーバーサイズの女性

がはみ出たお腹のお肉や太ももにある肉割れ線

を気にせずさわやかな笑顔で写っています。

(体形については、ポジティブアクションと

カテゴリーが違うかな?)

 

多分、白人金髪青い目の家族だけをおさめたCM

を放映するような会社は下手をしたら、

レイシストと批判の対象にすら、なってしまう

のでは?と思わせるほど。

 

私はこれについて、何か言いたいことが

あると言うより、なんか、いろいろ

考慮しなくてはいけないことが多くて、

大変ですね、、、って思っただけです。

 

いや、、、、

やっぱり思うことがあるのかな。

必要な努力だと思うのですが、

こう言うことに対して、何というか、、、

表面的な取り繕い、それらしく見えることの

パフォーマンスばかり目立ち、実態との

乖離や、ネクストステップや具体的な

アクションプランが見えないから、

何か気になってしまうのです。


この話、書き始めて公開するまでかなり

寝かせています。うまく書けるか、

誤解を与えないか、人を不快にさせないか、

そんな不安がありまして。

 

そして本当はいろいろ書いてたんだけど、

やはりまだうまく結論に落とせないので、

今日の段階は、フランスの広告に見える最近の

傾向ってだけにしておきます。。。


こんな生煮え記事で、失礼しました。