私は現在海外駐在中です。

海外駐在って、多分、やっぱり、それなりに

会社から一定の期待値があるのだと思う

のですが、ブログをお読みいただいている

方ならお分かりの通り、私の仕事への情熱

は、結構低めです。いつどういう形で、大組織

から足を洗えるかってことを考えておりますので。

 

仕事は、期待値に沿うことは死守しようと思って

おりますが、期待以上に頑張って、今後も

どんどん上を目指し、ガラスの天井を突破

するぞーーって気持ちは私にはございません。

 

(このブログが間違って会社の人事の人

とかが読むことがあったら、しばかれるー。。。)

 

私は仕事で得られる成長や、チャレンジや

さらなる高み、なんてことよりも(この言い方も

怒られるーーー)フランスに住むと言うこの

チャンスを使って、フランスを自分の中に

吸収したいと言う気持ちがムクムクしてます。

 

フランスの歴史とか、地理とか、言語、

文化、食べ物、慣習、などなどへの理解を

深め、広げて、比較して、なぜかなと

考えて、調べて、納得しフランスと言うものを

たくさん吸収したい。フランス通になりたい

と言うわけではないのですが、こう言う、

何かを吸収する過程を通じて、自分の中に

広がりを求めていると言う感覚です。

 

住環境を変えるって、特に海外に住む時って

それを実践する最高の機会なんじゃないかな。

特に私の赴任期間は短いですからね、時間が

あまりありません。

仕事二の次で(まだ言う?)そう言うことのために

時間費やしたい。笑

 

でもですね、あながち私のこの考え方は

ビジネスパーソンとしても間違っていないの

かもしれませんよ?

かれこれもう7,8年くらいですかね?もっと

でしょうか?グローバルなビジネス人材には

リベラルアーツ教育が必要、みたいな記事を

よく目にしませんか?

MBAに古典文学やアートのクラスを設ける

大学がある、みたいな記事も読んだ記憶が

あります。

 

リベラルアーツって?

日本だと大学の一年や二年で履修する

一般教養ってイメージですが、改めて調べたら

リベラルアーツ=一般教養と言う考えは間違いだ、

と言ってる人が多々いますね!

 

アルベルトアインシュタインが言うには

 

リベラルアーツ教育の価値は、教科書に

書かれている事実をただ学ぶのではなく、

様々な物事について自ら考えようとする

心を養うことにある。

 

これがリベラルアーツの定義のようです。

そうすることにより、知覚力を向上させる。

肉眼での観察力が、そこに存在する

アイデアを観る力につながる。

(Diamond onlineの記事から)

 

スティーブ・ジョブズはスタンフォードを

退学した後もしばらくはキャンパスに残り

興味あるリベラルアーツ系の授業に参加し、

その中で学んだカリグラフィーに魅せられた。

と言うエピソードはなかなか知られてる話。

 

さらにジョブズの有名なスタンフォード大学の

卒業生に向けたスピーチの中でも、これが

あったから、MacのフォントはWindowsと

違って美しいのだ、と言ったところで学生

から笑いと拍手が起きてますよね!

 

ジョブズ引き合いに出して、だから私も!

と言うつもりはまーったくありませんよ。

でも、私が仕事よりもフランスを自分の中に吸収

していく過程や結果は、結果的には会社の

仕事にも何らかの影響を出すかもしれないし、

出さないかもしれないし、別の形で私が

何かを成し遂げる時に役に立つかもしれ

ないし、ただの井戸端会議で披露する

雑学で終わるかもしれない。

 

でもいいのです。

 

会社の中でがむしゃらに働き、土日と休暇

だけが自分の時間、目指すは組織の中での

更なる高み、みたいな年月を過ごしていく

ことは、なんだか人生100年時代にもったい

ないって思ってしまいます。

だから、フランスでは、自分の領土を広げて、

知覚力向上させ、役に立つとか立たないとか

気にしないでアイデアを蓄えたい。

フランスでそれが出来たら、日本に帰った

後に、また同じような新鮮な気持ちで、

同じことを日本でもやりたいって思ってます。

 

じゃー何をどう学べばいいの?

 

よくわかりません。笑

おーーーーーい!!

 

フランス語 : 

実践あるのみ。最近久々に教材も使ってます。

 

歴史 : 

ベルサイユ宮殿というフランスを代表する

歴史的シンボルがお隣にありますからね。訪れる!

ルイ14世の本やマリーアントワネット、

ベルバラ(笑)なんかはこちらに来て

読みました。本に出てきている

場所がそこにあると、イメージがわきやすい!

これこそが現地にいる醍醐味ですね。

もう少し歴史系は本と現地訪問で充実させたい。

 

文学 : 

昔、ビクトルユーゴやエミールゾラ、

ジャンコクトーとかそういえば昔読んだな。

フランス文学は、、、、まーいいや。笑

気分じゃない。笑(おーーーーい)

 

で、ですね、課題としてあげたいのが、

ワインかな。

 

私、お酒飲むのが好きです。

ワインも大好きです。でも全然詳しくありません。

美味しいな、いまいちだな、それだけ。

 

大好きなワインだから、美味しいな、

だけじゃなくて、少し知識にしてみようかな。

せっかくフランスにいるのですからね。

 

サントリーでワイン広告や、ワインカタログ

編集長なんかをされていた、山田健さんの

「今日からちょっとワイン通」って本をかなり

昔に読んだことを思い出しました。

本当に面白い本だったなー。

この本を読んですぐに、リーデルのワイングラス

買ったら普段のワインが数倍美味しくなりました。

 

でもね、細かい内容は忘れちゃった・・・・。

(もーーー、またーーー)

 

早速3冊ほどワインの本をKindleでポチリ!

 

今、渡辺順子さんという方が書いている、

「教養としてのワイン」を読み始めました。

まさにリベラルアーツにピッタリなタイトル!

 

数か月前に、ブルゴーニュ地方のモントラシェ

や、シャブリに滞在したばかり。グランクリュ街道

も通ってきたばかり!この本を事前に読んでおけば

もう少しいろんなことが感じ取れたかもなー!

 

ということで、私のリベラルアーツ修行を今後

少し紹介できたらなーって思ってます。


この写真はフランス?

いいえ、中伊豆です。笑


ヴァンダンジュしました!




ブルゴーニュにも、また行きたいな。

こちらはブルゴーニュ!



 

Stay tuned!