“幸運低迷期”と呼ばれる「クォーターライフ•クライシス」について解説
目次 Contents
- クォーターライフ•クライシスとは?
-クォーターライフ•クライシスの原因
-クォーターライフ•クライシスになりやすい人 - ミッドライフ•クライシスとの違い
- はまってしまった時に、抜けるためのヒントは?
クォーターライフ•クライシス
とは?
クォーターライフ•クライシスというのは、20代後半から30代に陥る仕事やプライベートでの迷いや不安、幸運の低迷期のこと。同じようにミッドライフ・クライシス※という言葉もありますが、こちらは40代〜50代の方の心理状態です。
※後述で解説してます
クォーターライフ•クライシスは、社会に出て生活に慣れてきた一方で、理想と現実のギャップに違和感を感じたり、同年代や他人と自分を比べて劣等感を抱いたり、他人の方が良く見えてしまって、自分らしさを見失ったり、落ち込んでしまう状態です。
⚫︎ クォーターライフ•クライシスの原因
20代後半という年齢は、学生時代に思い描いた理想と社会人生活における現実のギャップが見えはじめる頃。ギャップが大きい人ほど葛藤に苦しむ可能性が大きいかもしれません。
日本が長寿化したことも要因でしょう。このような時代背景もあり、長い年月「今の働き方を続けていっていいのだろうか」といった将来への不安を抱くケースが増えていき、さらには自分の人生に対して幸福を感じにくくなるのです。
インターネットの普及もクォーターライフ・クライシスが増加した原因の一つですね。情報へのアクセスが容易になり、SNSなどで同年代の成功を目にする機会が多く、焦燥感を抱いてしまう、なんてことも・・・。
私も29歳の頃、30歳目前で仕事と結婚、そして将来の見えない自分に不安を抱き、日々泣いて過ごす、恋愛でも相手に依存しすぎて関係をこじらす、ということがありました。
何であんなに彼氏に依存したのか。今考えると、大したことない悩みや不安だと感じますが、当時は”人生最大の分岐点”と感じてしまったんですよね(笑)このチャンスを逃したら何もかもなくなってしまう…と。
今を生きているのだから、将来まで考えるのは難しい…無理に抜け出すのではなく、自分と上手に付き合っていきましょう!
⚫︎ クォーターライフ•クライシスになりやすい人
理想が高い人は現実とのギャップを感じやすい傾向にあり、過去思考の人も過去のトラウマから自分を認めることができずに不安に悩まされる可能性があります。人に言われたことしかできない、いわゆるマニュアル通りの行動が主にある人も注意が必要です。
- 理想が高い人
- 人と比較をしてしまう人
- 気持ちを切り替えるのが苦手な人
- 過去のことにとらわれがちな人
ミッドライフ•クライシスとの
違い
ミッドライフ・クライシスは40代〜50代の方の心理状態です。子育てがひと段落したり、活動的に動いていた時期と比較して、「自分の人生は本当にこれでいいのか?」といった内面の葛藤が強くなる時期です。
何かに没頭してきた人は陥りやすい現象かと。私は今この段階に直面…。悩みや内面の葛藤はありますが、自分が陥る状況を自己認識しているので、「こんな時もあるよね、誰もが通る道」自分を俯瞰してみる、そして許容しているので冷静に自己対処できてます♪
はまってしまった時に、
抜けるヒントは?
学歴や職歴、スキルばかりに縛られてしまうと、自分らしい選択をするのは難しくなります。自分らしさを尊重するためには、経験やスキルを手放すことをもったいないと感じるのではなく、これからの人生の糧になると考えることが大切‼
「過去」も変えられないし、「他人」と「自分」は違います。この事実から何を学び、どのように行動するか、どのような人間にこれからなるか、という未来への考えかたの方が重要です。他人と比較して落ち込んでも何も変わらない。「他人は他人、自分は自分」という言葉の本質を理解して、自分の力で喜びを創り出せることがクオーターライフ・クライシスやミッドライフ・クライシスから抜け出すヒントになるかもしれないですね!
Ji-soWプロデューサー
健康経営アドバイザー
イメージコンサルタント
井野さと子
自分のなりたい姿を想像(目的設定)×自分で種播き(準備•計画)×自分で創造(実行)
Instagram↓では気になったことや