歓喜に寄す | 一丸聡子オフィシャルブログ「Music Winery」Powered by Ameba

歓喜に寄す

一昨日、昨日と
スペインのオーケストラ「Orquestra Camerata ⅩⅩⅠ」の
日本公演に参加していました。

とても華やかでエネルギッシュなサウンドのオケ。

日本人は10数人が参加しましたが、
まあ、このメンバーの豪華たる顔ぶれにも驚きDASH!
N響やTフィル、SNフィルなどのメンバーが
「Orquestra Camerata ⅩⅩⅠ」の皆さんに混じり其処此処に!

会場はオペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル。
天井は大胆な変形ピラミッド型になっています。

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チューニングするCamerata のティンパニスト Perko音譜

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とても明るくて気さくで優しくて、
ご一緒出来て楽しかった~。


オケのロゴ(?)が可愛いので思わずカメラ SP

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勿論、譜面にもバイオリン

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そして今回は、かねてから
「人生に中で一度お目にかかりたい!」と思っていた
この御方と同じステージにキラキラ


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リハーサルから全身全霊。
舞台上でもバックステージでも
常に絶やす事の無い笑顔。

日頃から自分の中に見え、存在するものを
「人に伝える」というお仕事なさっているせいか、
音楽に対しての表現力もよどみなく、真っ直ぐだ。

何より自身の音楽の中に存在する「心」が本物なのだろう。


1部はオペラの名曲の数々を見事に歌いこなし、
そして2部は
ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調『合唱付』作品125のソリスト(バリトン)。

ソールドアウトで満席の会場。
その皆さんと一緒に、
4楽章の中で一番有名な「あの」部分を全員で歌う、
という企画もありましたキラキラ

観客の皆さんが合図で立ち上がり、
舞台も客席も無く、
ただただ見えない何かに向かって一つになる。


あまりのエネルギーに、

この会場ごと浮かび上がってしまうのではないか、
(何ていったってピラミッド型だし・・あせ

と思うほど。


音楽って、

祈りであり、

魂の叫びであり、

喜びなんだ。


そんな事を体中で実感したステージでした。

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終了後は、会場中がStanding ovationの嵐ぱちぱち
まさに総立ち、とはあの事でしょう。
なかなか普通のクラシックコンサートではお目にかかれない光景目


そんな中、
思わず会場に黄色い御髪のあの御方美輪明宏がいないか
舞台上から探してしまった私は




まだまだ修行が足りませんがっくりがっくりがっくりがっくりがっくり




そして今日も別の舞台で第九。
明日も第九。
今週はずっと第九。

日本ならではの慣例ではありますが、
季節外れの「第九三昧」な毎日を送っていま~す。