みなさんこんにちは😃
ボイストレーナーの大須賀さと子です
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ここでは
歌や声についての
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生徒さんの話やわたくしのことなど
さまざまな内容を綴っていきます。
長いお付き合いにしましょう
これからも
よろしくお願いします
今回はふたつ前に書いた
基本的な声帯の使い方についての
後半をお伝えします。
声帯には4つの動きがあります。
①不定期
②厚い
③薄い
④硬い
以前はこの①と②について
説明しました。
今回は③薄い④硬いを
説明していきます。
③薄い
声帯を思い切り薄く伸ばして
しっかりくっつけて出す声のことを
言います。
裏声とかヘッドボイスと呼ばれます。
高い音によく使われます。
特徴は大きな音が出せないことです。
大きな音を出すには、
さまざまなテクニックを
使うことが必要になります
そのテクニックを使った声は
「ミックスボイス」と呼ばれる声のことです
歌だと合唱部が歌うような声、
話し方だと、デパートの館内放送
「本日は〜まことにお越しくださいまして、、、」みたいなものや
ウグイス嬢の
「◯◯〜(人の名前)、◯◯に一票を、、、」
など、
丁寧に言葉を使う時によく
用いられています。
私たちもきっと上司や目上の人に話す時に
無意識で使っていると思いますよ
全体的にお上品な声と言えます。
つづいて、、、
④硬い
これは声帯の片方を離して声を出します
つまりは声帯に隙間が空くので
息混じりの声となり
「ウィスパーボイス」
「ファルセット」
などど
呼ぶことがあります
声帯は筋肉で出来ていて
伸ばしていくと硬くなります。
片方を離してさらに伸ばしているので
硬いと言います。
③の薄いよりも声量は低く
歌で使うにはマイクを通さないと
聞こえません
しかし
のど、喉頭はもっとも
リラックスしている状態となります。
強い声を出す前に
これを入れると力が抜けやすく
レッスンでは
そんな使い方もします
ジブリ映画「ゲド戦記」の
テルーの唄を歌っている
歌手の手嶋葵さんは主に
③と④の声帯を使って歌っています。
良かったら聞いてみてくださいね
以上
基本的な声帯の使い方について
でした。
実際この4つがどんな声で
どうやって出していくのかは
また後日
良い週末をお過ごしください