「8時に青葉神社の鳥居前で集合しましょう」
そのように決めました。
出発時間は早すぎても遅すぎてもいけない。
身体に負担がかからない丁度良い時間を、と思った結果なんとなく8時になりました。
全行程を終えた後、直会をするために居酒屋の予約を入れたのが開店時間の17時。
ですが全行程歩きになるのか、その場合どれくらいの時間がかかるのか、正直未知数なところもありました。
部分的にGoogleマップが案内する行程が「ここはこのルートじゃないだろうな」というところもあったので、Googleマップは初めからあくまで参考、としていました。
因みにですが、ものすごい偶然で
2月10日の朝7:59、水瓶座で新月を迎えました。
新月を迎えた直後、私たちの旅が始まりました。
おひさまの光があたたかく(もちろん冬の朝のピリリとした空気もあるけれど)快晴でお参り日和でした。
8:00【一社目:青葉神社】
二社目に向けて、我々は意気揚々と歩きはじめました。
まずは青葉神社通りを南下。
これまで、青葉神社から東照宮までも歩く、という選択肢は皆無でした。
なぜかすごく遠い、車で行く距離という気がしていました。
途中通りかかった神社もお参りすることにしました。
【磐上神社、雨宮神社】
小さな神社ですが、背後には新しい厚生病院が建ち、イオンモールの建設等も控え、何だか以前より存在感が増しているような気がしました。変化の大きい土地です。
上杉(かみすぎ)、梅田町を抜けて東照宮へ。
昔ここに〇〇ありましたよね、とかそんな話をしながら。
8:50【二社目:東照宮】
東照宮のどんと祭が好きです、昔御神火のそばで甘酒飲みながら2時間くらい火を見ていました、という話をしたり。
お参りの後東照宮の境内で旅の友が一冊の本を取り出しました。
なんでも東照宮周辺には老舗のお店などもあるのだとか。
実は昔、東照宮のご近所に住んでいたこともあるのですが、全く存じ上げませんでした。
キョロキョロしながら次の神社をめざしましょう。ということになりました。
新しいものと古いものが混在する宮町通りを南下します。
「あ!ここだ!」
と本に載っていた老舗の味噌屋さんがあったので入ることにしました。
何度も目の前を通り過ぎていたのに全く気づきませんでした。
★阿部幸商店★
上品で物腰柔らかいご主人が出てきて色々お話してくれました。
店内には立派な神棚と商売の神様(江戸時代からのもの)が祀られているので、是非行かれた際には注目していただきたいと思います。
なんとなく、阿部幸商店さんの味噌を使ったお菓子を買いたくなり、ついでに何故か早煮昆布もお買い上げ。
少しおまけしてもらいました。
「おまけってなつかしい!最近ないなあ」
と思いました。
また行きたくなる不思議な魅力のあるお店でした。
ご主人に「歩いて神社巡りしてるんです」と伝えるとご近所の神社情報も教えてくれました。
「近くにある松尾神社は醸造の神様ですよ」
「福沢神社は1000年前からある神社です」
などなど。
行程から少しそれてしまうので、そちらの神社は別の機会にお参りすることに。
こちらのご主人、神様から愛されていそう、というか神様みたいな方だな、という印象を受けました。
そして次の神社をめざします。
つづく。。。