こんにちはニコニコ


 NLPマスターコーチの大野聡子です。 


 今日は「人がそうするには、そうする理由が必ずある」というお話をしたいと思います。 


 私たちは、誰かの言動を見たときに「なんでそんな言い方するんだろう」「なんでそんな行動するんだろう」と、つい心がザワっとすることがありますよね。


 でも私は、こう思っています。 


その人の行動には、必ずその人なりの理由がある。


 過去の経験、育った環境、家族関係、教え込まれてきた価値観や前提。 



 人はみんな、自分の中にある“前提”を基準に選択し、行動しています。そう考えると、相手の言動を少し客観的に見られるようになり、怒りや悲しみが、少しやわらぐことがあります。 



 ---ただ、理由を探してもどうしても見えてこないケースもあるんです。 



 例えば、私の母の話。姉が子育てのことで悩んでいたとき、母に電話をしたそうです。姉は「話を聞いてもらえるかな」と期待した。でも母の口から出たのは、正月の予定や親族の集まりの話ばかり。気持ちに触れてもらえず、とても寂しい思いをしたそうです。 



 「なんでうちのお母さんって、こうなんやろ…」


 でもこれ、愛がないわけでも、冷たいわけでもなくて。


 もしかしたら脳の注意の向き方の特性なのかもしれません。やるべきこと、気がかりなことに意識が集中すると、人の感情に注意を向ける余裕がなくなる。注意集中偏重型。


注意集中偏重型は、注意(脳のリソース)が内側の思考・課題に強く偏る。その間、外界(人の感情・空気)が遮断されやすい。


「人の気持ちがわからない」のではなく、“今そこに注意が割けない”状態になっているケースそういう情報処理の仕方。


 「わからない」のではなく、「向けられない」状態。そう捉えるだけで、「私が大事にされていないんだ」という思い込みから、自分を守ることができます。



 もう一つ、友人の話。 


 「今日カレーを作る」と決めたら、どれだけ遅くなっても、何があっても必ずカレーを作らないと気が済まない。 


 本当は、冷凍やレトルトに切り替えた方が楽なのに、それができない。 


 理由を探しても、理由が出てこないことがあります。


 そんなときは、「理由がない=特性かもしれない」と考えてみる。責める必要はないんです。 


 「私にはこういう傾向があるんだな」、「拘っちゃうもんな」「またこの傾向が出てるな」そう気づいて、「しゃーない!😆これが私や!」とまるっとそのまま自分を受け入れてあげる。


そして、


もぅカレー作るわー!でもいいし、ちょっとレトルトや冷凍食品に切り替えるチャレンジできそう?と自分に聞いてチャレンジしてもいい。



人がそうするには、そうする理由がある。


 理由が見えないときは、見えない理由があるだけ。



 この視点を持つだけで、人との関係も、自分との関係も、ずいぶん楽になります。


自分や相手を責める必要はない。



ちょっとだけ、 心に、


そうするにはそうする理由がある


を置いてみてください☺️そしたら、


・人との違いを受け入れる力


・感情コントロールする力


・俯瞰力


が養われるかもしれません。☺️


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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看護師約20年、認定看護師の活動を一旦休止して、

“本当にやりたいこと”を志事にしています!

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