こんにちは。NLPマスターコーチの大野さとこです。今日もお読みいただきありがとうございます。☺️



今日は

「感情ではなく、感覚を大切にして生きる」

というお話をしたいと思います。





最近の私は、感覚や直感を大切にすればするほど生き方も選択も、ぐっと楽になると実感しています。





感情と感覚の違い



よく

「感情に振り回されないようにしよう」
「感情をコントロールしなきゃ」

と言われますが、実は順番が逆なんです。



人は

感覚が先、感情が後。



感覚とは、五感のこと。

音が聞こえた
匂いを感じた
体がゾワッとした
風が気持ちいい





これらはすべて体の反応=事実であって、まだ「良い・悪い」「好き・嫌い」という意味づけはされていません。



一方、感情は、その感覚に対して、脳が意味づけをした結果生まれるものです。



私たちは過去の経験や価値観、といったフィルターを通して、

「これはこういうこと」
「良いこと、悪いこと」

と解釈します。



この解釈+体の状態が合わさって感情が生まれます。



つまり感情は、脳を一度通して作られたものなんですね。



思考が強すぎると、感覚がわからなくなる

思考が常にフル稼働している状態だと、正解探し、損得判断、評価、先読み、「こうあるべき」

こうしたものが先に立ち、感覚を感じる前に決断してしまうようになります。





そうすると、



何を感じているのか分からない
自分はどうしたいんだろう?
私って何が好きだったんだろう



とか、



やってみたけど「なんか違う」



そんなズレが生まれやすくなります。



だから私は、やりたいかどうかは、まず「感覚」で決める。「やりたい!」と「それ以外」を感覚で選別する。



ドキドキワクワク
お腹の底から力が湧き上がる
前のめりになる



そういう感情がわからないなら、考える土俵に上げない。



そのあとの、決断と行動は「感情」をエネルギーにしてほしいなと思っています。



こんな生活はもう嫌だー!!
こんな自分はもう嫌だー!!
変わりたいーーー!!



っていうaway fromのエネルギーで初動の一歩を踏み出して、





こうなりたい、
こんな自分になりたい
こんな未来に繋がる



というtowardsのエネルギーで動き続ける。





じゃぁ、どうやって感覚を研ぎ澄ませていくの?



感覚を取り戻し、研ぎ澄ませていく、日常でできる3つの方法をご紹介します☺️





① 瞑想する


思考を止めて「今ここ」に意識を戻す時間を持つこと。

直感が冴えて、現実を動かしている人ほど瞑想を習慣にしている印象があります。

私自身も取り入れてみて、脳が驚くほどスッキリします!



②「これでいい」ではなく「これがいい」で選ぶ



今は100均など「これでいい」を選びやすい時代ですよね。でもそれが、感覚を鈍らせている一因でもあります。

ぜひ「これがいい」以外は選ばない、生活に取り入れないという意識を持ってみてください。



好きなもの
やりたいこと
心地いいもの

「これがいい」で選んだものだけに囲まれて生きる。

この感覚、ぜひ味わってみてほしいです。



③ 今ここに意識を向ける。気づきを今に置く。



評価せず、正そうとせず、ただ「感じている自分」に気づく。

苦い → 私、苦いって感じてる

風が気持ちいい → 私、気持ちいいって感じてる

歯磨きがヒリヒリ → 今ヒリヒリしてる 



それだけでいいんです。

直感は日々の小さな感覚の積み重ね。集合知。

感覚を大切にするほど、直感は自然と磨かれていきます。





感覚で決めると、人生はシンプルになる。



感覚を取り戻していくと、



本音で選べる
違和感に気づける
決断が早くなる
行動しやすくなる



脳・心・体・行動が一致し、いわゆる「純度が高い状態」になります。



純度が高いと、人にも伝わりやすく結果も出やすい。

とてもシンプルで、とても自分らしい生き方です。





まとめ☺️

やりたいか、やりたくないか、まずは感情ではなく、感覚から。



聞いたとき、見たとき、


体は前のめり?
ワクワクドキドキした??



そうじゃないなら、「やらない」「行かない」「断る」という選択をしてもいい。断る勇気を持つ。



それも「これがいい」ではないという感覚を尊重した結果です。



感覚で決め、感情をエネルギーにして行動する。

ぜひ試してみてください。☺️



本日もお読みいただきありがとうございました。

それではまた。👋