こんにちは。NLPマスターコーチの大野さとこです。
今日は、以前参加した「廃校に泊まるイベント」で気づいてしまった“自分がいかに逆算思考で生きていたか” という、少し衝撃的な気づきのシェアです。
■ イベントは、子どもが主体的に自分で1日を作る企画。
ところが私は、到着した瞬間から何時にご飯？そのためには何時から準備？テントはいつ立てる？キッチンはどこ？どこに集合？と、頭の中は フル逆算モード。
まるで看護師時代のシフト中のように、1日を「タスクと時間」で埋め尽くそうとしていました。
でも主催者さんも周りの親御さんも、“何もしない” んです。ゆったりして、子どものペースで過ごしている。その光景が衝撃で、そしてだんだんイライラしてくる私…。
「あれ？ なんで私だけこんなに急いでるの？」ずきあらば片付けばかりしている自分の手がふと止まりました。
■ そこで気づいたこと。私は 「今」ではなく「次」を生きていた のだと。
・次に困らないために
・後がスムーズになるように
・時間が押さないように
効率が悪くならないように常に未来に意識が飛んでいて、「今を味わうこと」を完全に忘れていました。これは20年間の看護師生活で身についた習慣。そして、子育てでも同じように “先回り” していたんだなと痛感しました。
■ 子どもたちは、ちゃんと“今”を生きていた。
翌日から私は、勇気を出して「みんなの流れに乗ってみる」ことに。すると、子どもたちは…
・お腹が空いたら動く
・作りたいときに作る
・片付けたいと思ったら片付ける
・わからなかったら大人に聞きにくるちゃんと “自ら考えて動く力” を持っているんですよね。
主体性って、こうやって育つんだと実感しました。
■ 自分に厳しい人は、相手にも厳しくなる。逆算思考の裏には、こうするべきこうしないと迷惑がかかる。ちゃんとしなきゃ、貢献しなきゃという完璧さや責任感がありました。そしてそれを 人にも求めてしまう。
自分に厳しい人は、相手にも厳しくなる。
その事実に、胸がズンと重くなりました。
私は「一緒にいて居心地のいい存在」でいたい。
そのためにも、まずは自分の厳しさをゆるめていく必要があると感じました。
■ 大切なこと。
「今に気づきを置く」中川なえかさんの講座で習った「今に気づきを置く」 というワークを実践しています。
今、私はコーヒーの香りを感じている、いい匂いだな〜とか。
今、私は掃除していて、ゴミを吸っで、気持ちがいいなとか。
自転車に乗っている時も、私は風を頬に受けている
“今ここ” に意識を戻すだけで、少しずつ思考が静まり、感覚が戻ってきます。
■ まとめ
このイベントで私は、私は未来を生きていて、今を生きていなかった。
だからこそ子どもを急かし、相手に厳しくなっていた。という深い気づきを得ました。
急には変われないけれど、今日も一つずつ“今に戻る練習”を続けています。
社会で身につけてきた逆算思考ほど、子どもの主体性を育むのに、不必要なものはないなと、思います。
朝は無理だけど、のんびり過ごす時間は、逆算思考をとめて、気づきを今に置く時間を過ごしてみてください
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もしこの記事を読んで、
いつも「次のこと」「先のこと」ばかり考えてしまう
子どもや家族を優先して、自分の感情や本音は後回しになっている
本当はもっと “今” を味わいながら、自分らしく生きたい
そんなふうに感じた方がいたら、
一度ゆっくり、あなたのお話を聴かせてください。
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