連日の観劇になりますが、今日は龍ちゃん主演の『心霊探偵八雲』を観て来ました!
千秋楽っす!

やー、マジですっげー楽しみにしてたんです、この舞台。

去年、『WILD STRAWBERRY』のイベで、龍ちゃんが主演すると自ら告知してくださった時、
「キャー!!」と乙女のように(笑)叫んぢまいましたが、それが昨日のように思い出されます。
その時に握手会があったんですが、つい興奮して、「すごい楽しみにしてます!(役柄に)ぴったりです!絶対観に行きます!」と熱に浮かされたように繰り返したことも覚えてます。(龍ちゃんは優しく微笑んで、「まだ漫画は読んでいないんです」と答えてくださいました。その時は「?」でしたが、あとで漫画化もされてることを知りました。)

原作の小説、かなり好きなんですよ~。
作者ご本人が「エンターテイメントに徹しました」と書いておられますが、ホントに読みやすく、面白いです。
キャラもそれぞれ魅力的だし、それぞれの絡みもまた、しかり。
ヒロインの晴香ちゃんはじめ、女性キャラの心情描写も繊細なので、「ひょっとして作者さんは女性かな?ペンネームは男性名だけど…」とか思ってましたが、今回の舞台パンフに写真が載ってらして、男性の方でした。(笑)

ストーリーは、なんと原作者の神永センセが自ら書き下ろしたと云うオリジナル脚本!
そして演出の黒川センセとはご友人だそうで、意見を闘わしあってつくりあげた舞台であるとパンフにありましたが、大納得のクオリティの高さでした。
ホントに、話も役者さんも何もかも素晴らしくて、圧倒されました。
原作と同じ空気を感じました。
私見ですが、『哀しい事件が起こってしまったけれど、それを乗り越えて、人は暖かく優しく生きることが出来る』というメッセージをいつも読後に感じています。
この舞台も、それを痛切に感じました。

そして、ストーリーはシリアスに展開しますが、笑えるシーンが多いのも原作どおり。(笑)
キャラのいろいろなお約束で、笑顔になれました♪
晴香ちゃんに冷たい態度をとる、素直じゃない八雲くん。
さらにつっけんどんになる後藤刑事へのリアクション。(笑)
慌てると絶対転ぶ石井刑事。&晴香ちゃんへのわかりやすい恋心、ただし片思い。(笑/晴香ちゃんは八雲くんしか見てませんから♪)

また、ぜひこのスタッフさんとキャストさんで、新作を見たいですね。
原作の3巻辺りだったと思いますが、八雲が命がけで晴香ちゃんを助けるシーンとかあるんで、ぜひ見たいんですけど、舞台では再現できないかもなので、またオリジナルでそういう展開を期待します!
今回、石井刑事の過去や内面が描かれていて、とてもよかったし、八雲くんも石井さんに優しかったですね。
晴香ちゃんメインで、そういうストーリーはどうでしょうか、センセ。(ここで言ってもな/笑)

原作といえば、八雲くん中学生編も番外編でありますが、龍ちゃんが「僕はテニミュで中学2年生を演じてますので、楽勝ですよ」と進言してくだされば、ノープロブレム。演じていただけます。(笑)

そういえば、今テレビで『正しい王子のつくり方』が佳境ですが、そこで女子高生たちに「オッサン!」と呼ばれてる龍ちゃんが、『八雲』では「ガキ」「若造」と呼ばれまくっているのが楽しかったです。(笑)
先生役でも大学生役でも、龍ちゃんご本人とも、トシ変わらないのにね。
まあ、クールな容姿でかっこいいので、歳より上にみえる気はしますが。
美男美女は、どうしても実年齢より上に見えがちな所がありますよね、顔立ちが整ってるから…。

とにかく、素敵な舞台で嬉しかったです。再演でも新作でも観に行くし、DVDとか出たら買おうと思います。
原作も7巻が出たので、これから読みます、楽しみです。

本当に、好きな小説の好きなキャラクターを、イメージぴったりの好きな役者さんが演じてくださったという幸甚に感謝します!!
ありがとう!

by さとこ


P.S. 友人に、「圭ちゃんが観に来てたって?」と言われて、慌てて圭ちゃんブログ見ました。
   ホントだ~。残念ながら気づきませんでした。
   つーか、早稲田の先輩なんすね、龍ちゃんは。
   みんな何気に、頭良いんだなぁ。(笑)