いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

「自分のお子さんの

良いところを教えてください」

と言われたら

すぐに思い浮かびますか?

 

 

 

実は私は

約11年間

小学校教諭をしていました。

 

学級懇談会の自己紹介の時に

子どもさんの良いところも

聞いていました。

 

 

自信をもって

答えられる方もいれば

 

大半が

悩んで悩んで

ようやく思いつく感じでした。

 

中には

「良いところは思い浮かびません」

と答える方や

最終的には子どもに直してほしいところを

お話される方もいました。

 

 

子どものよいところを

みんなの前で話すのは

抵抗がある方が多いんだなという印象でした。

 

 

以前の私も

「子どものよいところを教えてください」

と言われたら

 

「うーん」と考えてしまったと思います。

 

それには2つ理由がありました。

 

・よいところを見ていないから

・こんなことを言って大丈夫かなと不安になるから

(周りの目を気にしてしまう)

 

 

 

 

今同じ質問をされたら

すぐに思い浮かびます。

 

 

どうして

私が変化したかというと

 

単純に子どものよいところに

目を向けようと

意識するようなったからです。

 

 

人はできていない部分に

どうしても目がいってしまう

ことを知りました。

 

実際意識せず生活していると

「片付けができていない」

「妹に優しくできない」

「箸が正しく持ててない」

など

できてないところばかりに

目が向いていました。

 

親としては

できてほしいと願うからこそ

そこに目がいってしまいますよね。

 

 

 

でも本当にそうなのか

もう一度子どもを見てみてください

 

子どもをよーく観察すると

「ハサミを元に戻せてる!」

とか

「妹がゆっくりしか歩けないのを待ってくれてる!」

とか

 

小さな小さなできていることを

見つけることができました。

 

そして見つけたら

必ず子どもに伝えるようにしました。

 

 

「ハサミもとに戻してるね!」

「妹のこと待っててくれたんだね!」

と一言いうだけで

子ども自身も

できている自分に気づけると思います。

 

 

 

 

ただみんなの前で

自信をもって言えるかどうかは

もう少し時間が必要かもしれません。

 

まだ

「それを言っても大丈夫かな」

と周りの目を気にしてしまう気持ちが

残っているような気がします。

 

 

 

 

「子どものよいところに目を向ける」

と意識すると

親子の絆が深まると思います。