いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

うちには4歳と2歳の娘がいます。

1歳8か月差です。

 

妹が産まれてから

しばらくは

すごく大変で

お姉ちゃんのことを

考える余裕がなかったように

思います。

 

今日はそんな頃のことを

思い出させてくれる絵本を

紹介します。

 

『ちいさい おねえちゃん』

作:いとう みく

絵:えがしら みちこ

発行所:岩崎書店

(版元ドットコム)

 

4歳のとっこちゃんには小さい弟がいます。

 

とっこちゃんは弟が産まれてから

抱っこしてもらえないし

手もつないでもらえません。

 

お母さんは弟のお世話で

いつも大変そうです。

 

そんなとっこちゃんは

「大きくなりたくない」と言って

赤ちゃんがえりをしてしまいます。

 

そんなとっこちゃんに

「大きくても だいすき」

を伝えるために

 

お母さんはとっこちゃんと

お出かけをします。

 

 

 

この絵本を読んで

過去の自分を見るようでした。

 

とっこちゃんは4歳ですが

うちは当時まだ2、3歳。

 

それでもお姉ちゃんが大きく感じて

「自分でやってよ。」

「今はできないから後からね。」

「自分で歩いて。」

「抱っこは無理だよ。」

 

と娘の要求を断ることばかり

考えていたように思います。

 

とっこちゃんの気持ちを考えると

せつなくて、せつなくてショボーンショボーンショボーン

 

こんな思いをさせていたんだな

と本当に申し訳なく思いました。

 

この絵本を子どもに読むのは

すこしドキドキしました。

 

娘たちは

真剣に聞いていました。

そして何回ももってきました。

 

何度か読んだ後

お姉ちゃんが

「私が3歳で妹が1歳だったころ

 二人でけんかしたら

 お母さんのイライラが

 ずっと続いて

 すごく嫌だった。」

 

と話してくれました。

 

覚えてたんだびっくり

その通りすごくイライラしていました。

 

この本を読んで

よみがえってきたのかな。

 

でもその時のことを

「すごく嫌だったね。

 本当にごめんね。

 お姉ちゃんのこと大好きだよ。」

 

と改めて伝えることができました。

 

過去を変えることはできないけど

謝る機会をもつことができて

よかったです。

 

 

こんな体験をさせてくれた

この絵本に感謝ですキラキラキラキラキラキラ