4歳の娘は

「幼稚園に行きたくない」

ということが

よくあります。

 

1月は結構な頻度で

「幼稚園に行きたくない」

と言っていました。

 

その理由は

2月3日に鬼が来るから

でした。

 

節分が終わったら

行けるようになるのかな

と思っていました。

 

でも

やっぱり

行きたくないという気持ちは

出てくるみたいです。

 

確かに

1月の時の

朝の様子とは

違っています。

 

何か理由があれば

行けるな

という感じです。

 

そこで入園前から

よく読んでいた

絵本を思い出しました。

 

『てのひら』

作:瀧村 有子

絵:ふじた ひおこ

発行所:PHP研究所

てのひら

幼稚園に行っても

元気の出ない女の子

 

お母さんが

てのひらににこにこマークを

かいてくれてから

だんだんと変化していきます。

 

それでもまだ

お庭で遊べないので

お母さんに

スペシャルマークを

かいてもらうと

女の子は

勇気をもつことができるお話です。

 

娘に

「てのひらににこにこマークかく?」

と聞くと

「やだ。恐竜かいて。」

 

と言うので

てのひらに

恐竜をかいてあげました。

 

そうすると

「これを先生に見せる!」

と喜んで

幼稚園に

行くことができました。

 

ずっとは

続かない

とは思います。

 

それでも

てのひらのマークが

お守りのようになって

いるみたいです。

 

登園途中

何度も眺めて

にこにこしている姿が

とても愛おしく

思えました。

 

ここ1週間は毎日

てのひらに恐竜が続いています。

 

娘と何度も何度も

読んできている絵本だったので、

実際に絵本を読まなくても

話が通じるところ

すごいなあと感じました。

 

子どもの中に

しっかりと絵本が

根付いているんだと

実感しました。