先月、キース・リードが亡くなったと聞いて、今回のショコラヂヲはプロコル・ハルムの曲にしました。
大好きな大好きなプロコル・ハルム。
「青い影」は、お好きなお客様も多く、ライブでもよくやりますので、ライブでやったことのないこちら。
1967年発売の、「青い影」に続くセカンド・シングルです。
アルバム未収録曲でしたが、今では1st.アルバム「Procol Harum ~青い影」にボーナストラックとして入っています。
私もこの、ボーナストラック入りのCD持っていますが、「アルバム」という形に愛着のあるレコード世代としては、「ヴァルプルギスの後悔」でちゃんと終わってほしい。。。余韻に浸りたい。
けど、「ホンバーグ」を聴けるのは嬉しい。
悩ましいところです。
この「ホンバーグ」、「ホンブルグ」の表記も見かけます。ドイツ語読みの「ホンブルク」も。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ホンブルグ帽のこと。
こういう帽子
日本で発売された当時のシングル・レコードには「ハンバーグ」と堂々と書かれていました。
うーむ。それはちょっとちがうかな(笑)
”ホンブルグ帽は脱いだ方がいいな、オーバーコートが長すぎるから”
と、おいしいサビのメロディーにのせて服装チェックをしているこの曲、「青い影」と同じく、歌詞の意味をくみ取ってを気分よく歌おうと思ったら歌えない曲です。
キース・リードの歌詞は難解ともいわれますが、何を言ってるのか内容を深読みするのも無意味と思うくらい、時に支離滅裂なことを言わされます。
それでも、なんとなく連想ゲーム的に世界観ができてくるのが、面白いところ。
2017年の多分最後になるプロコル・ハルム名義のアルバム「Novum ~乙女は新たな夢に」には、キース・リードは参加しておらず、歌詞が変われば、やはり描かれる世界が変わってしまうのだと、改めて感じました。
代わった詩人はピート・ブラウン(クリームの「White Room」など書いた人)で、全く文句ないんだけど。
その後、ゲイリー・ブルッカ―も亡くなり、キースも亡くなり…
プロコル・ハルムのアルバムにはちゃんとキースのクレジットがのっているのも有名な話。
キースのクレジット集
ああ、B.J.Willsonの名前も見える。
ゲイリー・ブルッカ―とプロコル・ハルム結成前から一緒だったドラマーです。
とはいえ、大ヒット曲「青い影」は彼のドラムではないのですが。
もうね、語りたいこといっぱいで、これでも、ラヂヲもこのブログも、グッと我慢して削っているのです。
…止まらない。
あ~あ、プロコルハルム、プロコルハルム。
呪文みたい
◆◆◆今週のショコラヂヲ◆◆◆
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・曲目 Homburg ~ホンバーグ / プロコル・ハルム
◆◆◆今後のライブ予定◆◆◆
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2023年
◆4月26日(水) 関内『よいどれ伯爵』
18:30 Open / 19:30~ MC 3000円
Pf.藤野聡 Vo.馬淵聡子
◆5月16日(火) 銀座『シグナス』
18:30 Open / 19:30~ MC 3400円
Pf.藤野聡 B.小高正志 Ds.中沢剛 Vo.馬淵聡子
※ライブ配信も予定しています!
◆6月18日(日) 六本木『ホオキパ・スクエア』
日曜昼間のライブです!
14:30 開場 / 15:00開演
チケット 4800円(1ドリンク付き)
Pf.藤野聡 B.小高正志 Ds.中沢剛 Vo.馬淵聡子
◆6月28日(水) 関内『よいどれ伯爵』
18:30 Open / 19:30~ MC 3000円
Pf.藤野聡 Vo.馬淵聡子
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