昨晩『よいどれ伯爵』のライブでお会いした皆様
寒い中、本当にありがとうございました
リクエストもいただきまして、カンツォーネにポップスまで交えての選曲になりました。
お楽しみいただけましたか?
久しぶりの曲もあり、頭フル回転で少々エラーしてたような気もしますが
やっている方はとても楽しかったです
写真をいただきました!
ありがとうございます
ステージ終了後には、お客様と映画音楽についての熱い語らい。。。
古い映画でも、今に残る名曲が多いこと。
音楽を聴いた途端に、映画の場面と、どんな時に誰とどこで見たかなど、一瞬にして当時の思い出が蘇ること。
などなど、楽しかったです
私がジャズに興味を持つきっかけも、映画でした。
高校生の頃、銀座和光ウラの「銀座文化劇場」(現・シネスイッチ銀座)にせっせと通って古き良きハリウッドやヨーロッパの映画をたくさん見ました
当時の私が決めた、好きな映画ベスト3。
一つは将来の名画のために空白で、残り2つが
「太陽がいっぱい」 と 「明日に向かって撃て!」 。
2本とも生まれる前の作品です。高校生とは思えない(笑)
でも、当時の悩み多き日々や海外への憧れも懐かしく、今でもこの2本は私にとって特別な映画です。
そして、テレビでも気になる作品は全部ビデオ録画していました。
「黒いオルフェ」のクライマックス、リオのカーニバルも最高潮のところで、ビデオテープの残量が足りずプチっと突如終わってしまったショックと言ったら。
そんな急に東京のちっぽけなテレビ画面の前に戻されても…
後でレンタルして見直しましたが、初めて見た時のスリルにはかなわず
人生で一つだけやり直せるなら、絶対これです、
「黒いオルフェには、時間に余裕のあるテープを使う」
ちなみに。
その時の放送がフランス語版で、ブラジルなのにフランス語?と疑問の種が残ることになります。
そして、歌い始めてからボサノヴァに興味を持ち、調べていくうちに、この映画「黒いオルフェ」の制作に関する大人の事情をいろいろ知り、納得したのでした。。。
そんな私の一番のお気に入りは。
アステア&ロジャースの夢のようなダンスシーン
この3倍速で3本納めたアステアのビデオは、今でも捨てられません
これらの映画に音楽を提供していた アーヴィン・バーリン、ジェローム・カーン、コール・ポーター などが、現在「スタンダード」と呼ばれるジャズの名曲に欠かせない作曲家なのでした。
「ジャズ歌手になれば、この名場面を再現できるんだ!」
と、安直に考えたことが、今の私に繋がっています。
興奮冷めやらず、映画の話になりました
最後まで読んでくださり、ありがとうございいます。
次回の「よいどれ伯爵」3月29日(金)。
また映画音楽もどしどしお届けしますよー
◆◆◆今後のライブ予定◆◆◆
2019年
2月6日(水) 銀座『シグナス』
3月29日(金) 関内『よいどれ伯爵』
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