少し前になりますが
東京が酷暑続きだった7月半ば
行ってまいりました、国立能楽堂。
今年は全然お能を観に行かれずにいるので、ふと目にとまったこの定例公演のチケットだけは早くに買って、仕事やらやむを得ぬ用やらが入らぬよう祈っていたのでした。
仕舞・観世流 『花筐 クルイ』
狂言・大蔵流 『鏡男』
能・観世流 『木曽 願書
どれも初めてでしたので、プログラムを買って合間に予習
国立能楽堂は前の座席の背もたれに小さな画面があって、解説や謡の詞章を見ることができます。
が、画面がうるさいので、私は大抵消してしまいます。
気になるところはこのプログラムでチェック。
『木曽』はあまり上演されないようですが、出来事は単純で話がわかりやすいので、純粋に見どころの謡や舞を楽しむことができました。
全然眠くならなかったよ
休憩時間に売店(出店?)をのぞくと、一冊の本を手に取ったお客様に、お店の方が「眠くなり度が載ってますよ」と言う声。
能の解説本でしょうか。
「眠くなり度」って万人に共通なのかしら?
…ちょっと気になる(笑)
でも、あまりの人だかりで、どの本について言ったのかよくわからず
ちょっとご無沙汰してる間に新しい本が数冊出ていました。
もう一つ迷ったのが、仕舞のポーズが描かれた手ぬぐい
お土産に…と思いましたが。
ただでさえ未使用の手ぬぐいが沢山余っているのでグッと我慢。。。
今後の公演やワークショップなどのイベントのフライヤーを置いているコーナーも大混雑。
私もめげずに興味あるものをピックアップいたしました。
ひとつ観ると、あれこれ行きたくなります。
次は何を観ようかな
ゆっくり心を静めてお能の世界に浸るつもりが、なんだかレジャーに出かけたようなウキウキ楽しい能楽堂なのでした。