ロシア語で出された宿題がステキすぎて感動
私の興味がありそうなものを、と先生が選んでくれた題材がミシェル・ルグラン
2012年にロシアで行われた80歳記念コンサートの際のインタビュー記事なのですが、内容がバッチリ面白くて、辞書を引くのももどかしく。。。
好きな作曲家の一人にラヴェルを挙げています。
ラヴェルは私も大好きで、ピアノ協奏曲は私のテーマ曲
楽しくて、カラフルで、美しく、時々不穏な影があり、それがすべてちゃんと計算しつくされているという。
私の目指す音楽の世界観そのものなのです。
ラヴェルを好きな人はたくさんいると思いますが、ルグランとおそろいで嬉しい~
そしてハンブルク・バレエの『リリオム』、来日公演を観に行きましたとも!!
ルグラン作曲、ノイマイヤー振付、贅沢な組み合わせです。
主役を務めたコジョカルも、これ以上ない適役でした。
感動が蘇りますねぇ
ところで。
「シェルブールの雨傘」がロシア語では Шербурские зонтики
зонтикиは「傘」ですから、そのままズバリですが。
シェルブールスキエ・ゾーンチキ。
ゾーンチキって、なんかお菓子のおまけのおもちゃみたいな音(笑) …って思うの私だけ?
だって…
フランス語の原題、Les Parapluies de Cherbourg
レ・パラプリュイ~ という滲むような音に比べると、ゾーンチキって…
おもちゃみたいでしょ?
日本語はただの「傘」じゃなくて「雨傘」としたところがステキです。
で、もう一つのルグラン代表作「ロシュフォールの恋人たち」
これも大~好きな作品!
この世界観もいつも参考にします。
もういいって言われそうですが
露語 Девушки из Рошфора
仏語 Les Demoiselles de Rochefort
英語 The Young Girls of Rochefort
「恋人たち」にしているのは日本語だけなのですね。
確かに「お嬢さんたち」じゃ変だし。
「少女たち」って感じでもないし。
若い女性を表すオシャレな言葉がないんだ~
ヂェーブシュカ とか ドゥモワゼル みたいに、花開くようなかわいい単語がほしいですねぇ。
・・・。
そんなことを考えている場合ではないのでした。
きっと先生は、この宿題の記事の文法的な事をあれこれ指摘してくるだろうと…
う~む。。。