先日、ずっと楽しみにしていた鎌倉彫体験に行ってまいりました
叔父が教えてくれるというので、いざ鎌倉へ
鎌倉彫で使う彫刻刀と、刃物には付き物の研ぎの話から始まって、まずは基本の彫り方を教わり、用意されたお皿の図案を実際に彫っていきます。
叔母さんとお喋りしつつ、悪戦苦闘
叔父と一緒にもう10年以上彫っている叔母は、喋りながらもサクサクと滑らかに彫っていきます。
こちらはガリガリガガガーッと時々はみ出したりして…
あっという間に2時間経ってしまいました。。。
残りは宿題。
この後は鎌倉駅方面に出て、小町の鎌倉彫資料館へ。
この展示はなかなか面白かったです。
写真が曲がっててスミマセン。。
彫る体験をした後だと、見方が変わります。
2ミリの深さを彫るのに苦労したので、見事な模様の凸凹に思わず溜息
彫り下げた面にさらに模様を彫るなんて…無理です、神技です
そして昔の意外と雑な刀痕に「おおらかだ~~」と感心したのでした。
「型は必要だけれど、おおらかさも大切」と叔父の言葉。
音楽にも当てはまりますね~。
既に伝統音楽になりつつあるジャズも、最近ガッチガチの型ができつつあるのを感じます。
え~と…
その他、デフォルメされていく牡丹のモチーフの見方など、興味深い話をたくさん聞きました。
鎌倉彫も元は仏師の流れとのことなので、混雑に尻込みしている運慶展、やっぱり行こうか…。
図々しく押しかけた姪のために、楽しい鎌倉彫体験コースを考えてくれた叔父さん、明るく励ましてくれた叔母さん、ありがとうございました
しばらくガリガリ彫ってみます。
ちゃんとした彫刻刀欲しい…
あとハズキルーペ(笑)
貯金しよ