こんなイベントに行ってきました。

今月9日からやっている「鎌倉市民文化祭」

 

20日から鎌倉彫展が始まりました。

 

 

鎌倉在住の親戚が出品しておりますので、いざ鎌倉!です。

 

 

実は私、このところ突然漆器に興味がわきまして。。。

春にその親戚宅へお邪魔した時にも、鎌倉彫の話をあれこれ聞かせてもらったのでした。

 

 

 

今回の展示のテーマは「鎌倉彫と生きもの達」だそうで、花や模様のどこかにチラリと動物や虫が彫られていたりします。

もちろん、ど~んと獅子や龍もいました龍

動物モチーフは親しみやすいですね。

 

 

 

鎌倉彫といえば、ちょっと無骨な、暖かみのある彫り跡(刀痕)と、暗い赤色のイメージだったのですが…

 

意外とカラフル~~宝石ブルー宝石緑宝石赤

 

漆に顔料を混ぜていろいろな色を出せるのですが、鎌倉彫らしさをどう残すか、塩梅が難しそうです。

 

そして鎌倉彫の、まさに「彫」の技!

一枚の板や木片を、思うとおりの形に彫りだすのが大変なのは想像つきますが、さらに特徴でもある地の部分の刀痕が、同じ形にそろってしまってはダメで、不揃いにしつつ流れを作るのが難しい、とのことでした。

 

 

 

会場の片隅に、お花屋さんとの合作で鎌倉彫の花器に花がアレンジされているコーナーもありました。

器の色や形に合わせてお花も緑も情緒豊か。。

 

ふつう工芸展で『花器』とあると、「ふ~~ん花器ね…」と思うだけなのですが、花があるとさすがにステキです。

…というか、今まで花を活けたところを想像する力が欠けてましたね汗

しげしげと花器に見入りました。もちろん花も、全体も…ピンク薔薇

 

そういえば、由緒正しい生け花の花器には必ず注目すべし、と陶磁器に詳しい方が言っておりましたっけ。。。

 

花があってこその花器、花器があってこその花なのですね。

 

 

 

この展示会では、鎌倉彫のいろいろな会の作品が展示されていますので、本当に多種多様な現在の鎌倉彫が見られます。

それぞれの会長レベルの方々の作品は、まさに美術品。

溜息モノでしたおねがい

 

一芸に秀でるって…凄いな恋の矢

 

 

 

いつも何かをいただく私。

今回はお花屋さんも参加していたからかな?ガーベラガーベラガーベラ かわいぃ~

 

 

 

 

夕食に美味しいお刺身とアジフライをごちそうになり、鳩サブレーも買い、短い時間でしたがしっかり鎌倉を堪能して帰宅したのでした。

 

 

 

鎌倉に住んでいたらやりたいんだけどな~~鎌倉彫。。。

 

 

って、興味はあっても一歩踏み出せない人がみんな言うんだろうな(笑)

 

 

 

 

鎌倉彫展は、『鎌倉生涯学習センター』のギャラリーにて。

24日(日)までです。