コンサートが終わった解放感で
ブログの更新も怠ってました…
その間にすっかり梅雨も明け
夏~~
4月から毎週続いてきたロシア語の授業も
夏休み
いやぁ、週一回とはいえ
鍛えられました!
始めた頃はちんぷんかんぷんだった長文も
かなり読めるようになりました
進歩を自覚できると
さらに意欲もわいてきますね がんばろ!
先日、久しぶりに会った叔父に
ロシア語を学んでいることを話したら
こんな本を送ってくれました。
ちゃんとアマゾンにありました。
うぉっ!!高い本なんだ~
![]() |
ギリシア・ローマ時代の書物
Amazon |
訳者が
その叔父でございます。
ロシア語の夏休みの間に
涼しいところで
これを読もうと思っております。
ちなみに
同じく叔父が訳した
ドイツの作家、カール・マイの冒険物語も
最近読み始めたら面白くて
ハマっております。
わかりやすい勧善懲悪、
ヒーローと仲間たちは、様々な問題やふりかかる苦難を
万事解決して次の地へ。
主人公は絶対助かるとわかっていてもハラハラして、
大団円にスカッとしちゃう
子供の頃読んだ冒険小説を思い出します。
映画や、今だったらゲームにもなりそうな物語です
中東が舞台なのも面白いところ。
これから巻が進むと世界各国へ出て行くようで
楽しみです。
本の話ついでにもう一つ
久しぶりにガツンと来た本をご紹介。
これは叔父とは関係ありません。
![]() |
みの虫革命―独立農民の書
Amazon |
皆、農民に戻れ、という革命なのですが
一言ではこの主張を語れません。
誤解なく説明するのは難しい。
ただ、圧倒的に都市に人が集中している中で
食べるものを生み出せなくなったら
耕す人が少なくなったらどうなるのか、
もしいなくなったら…
と考えると恐怖です。
近い将来、そんな日が来そうな気がしませんか?
だから全国民、自分の分の米や野菜などを
自分で作ろう、というのが著者のいう「みのむし革命」。
1986年に出版された本ですが
震災や原発事故を体験した今だからこそ
共感できる点がたくさんあります。
著者曰く
歌舞音曲などは田畑の仕事の余暇にするものだと。
歌はなくても生きて行かれるが、食料がなくては生きていけぬ。
いや、ごもっとも。
震災直後のダルビッシュ投手の言葉
「野球をやってる場合じゃない」を思い出します。
今各地で起こっている豪雨災害の被災者だって
きっと歌を楽しんでる場合じゃないはずです。
そういう瞬間があるのだと、震災を経験して思い知りました。
でも食べるものは必要。
あの時は東京でさえ、買いだめに走ったりして
コンビニやスーパーで棚が空っぽになったりしてましたよね。
それが震災直後だけではなく
常に食べ物の奪い合いになったら…
ふうむ、歌手返上して畑耕すか・・・。
ちゃんと堅い仕事してるもんね~、と思ったあなた!
著者は農業以外、
それも小規模に自分の分のみ自分で作る
「独立農民」以外の仕事は認めないのであります。
バブル期突入、都会がピッカピカの時代に
これを訴えていたのですね。
そんな風に、食をめぐるあれこれについて考えさせられ
できそう!と思ったり、無理無理!と思ったり
ちょっと恐怖
ちょっと目からウロコ
そして突っ込みどころ満載の本。
現在、購入は難しいのかな?
興味のある方は、古本や図書館で探してみてくださいね。
久しぶりのブログが
どういうわけか、本の話になってしまいました
読んでくださりありがとう