少し前の話になりますが
見てまいりました。
今期の演目では一番楽しみにしていた
チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」
映画も見たし、バレエでも大好きな演目です。
オペラで観るのは初めてでしたが、すばらしかった
ネトレプコさんのタチヤーナは、かなり肉食系(笑)
でも心の機微がわかりやすく、共感できます。
全体の流れを把握した、
安定感どころか余裕を感じさせる歌いっぷり、さすがです。
対するオネーギン役、マッティ氏も
ごく自然にさらりと演じ、歌いこなしていました。
1幕目の嫌味なオネーギンを
「若さゆえの傲慢だな…」と思えたのは
彼の演技力のなせるわざか
私が年を取ったのか…
ロシア語も思ったより聞き取れたので
感動もUP
決闘前にレンスキーが歌う「青春は遠く過ぎ去り」は
もう涙、涙… でした。。
実は…
今までチャイコフスキーの音楽って
あまり好きではなかったのですが
このオペラはすばらしい
しばらくハマりそうです
プーシキンの原作をロシア語で読んでみようかな。。。
本物の舞台も見たいな。。。