日舞の舞台とライブが迫ってくる
この忙しい時に
寝る間も惜しんで読みふけりました。
やっと読了!
クライマックスの4巻目は
ほとんど1日で読んじゃいました
さすがにすごいですね~!トルストイ。
これだけのドラマを構成する力、描く力
100年以上前のロシアの話でも
「ああ、こういう人いる!」と頷いてしまう親しみやすさ。
それに思考の描写の緻密さ。
アンナの自己中心的、というか、自分の不幸を周りのせいにしてしてしまう考え方も
女性なら理解できる人も多いはず。
どうしてこんなに何人もの思考の癖を、書き分けることができたのでしょう
アンナも、もう一人の主人公リョーヴィンも
「もっとこうしよう、こういう人になろう!」と度々決意するのですが
すぐに変われないところも現実的ですね。
その度に落ち込むのも、とっても共感できます。
私も日々そんなことばかりです(笑)
特に4巻目は、「人生の真理だ~」と
思わず線を引きたくなる文がたくさんありました。
・・・これは映画もバレエも、「ある部分」しか描けませんね
壮大なるドラマでした。
それにしても、近所でどなたか
私より少々早く読み始めた方がいるようで、
(しかも、私と同じくたった4巻でも大人買いしない方)
最寄りの本屋に、いつも次の巻が抜けており
1巻読み終わる度に、あちこち本屋を回るハメになりました。
その方も読み終わったかな
さて、この勢いで。
カラマーゾフいこうか…
今年終わっちゃうな、きっと。。。