先日、本屋でパラパラっと立ち読みをしていたら
ボブ・ディランを連れて帰郷する
という話が目にとまり、興味をそそられました。
えっ！あのボブ・ディランだよね？
ボブ・ディランを連れて帰って…どうするの？？
と思わず購入。
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岸本佐知子さん編・訳の短編集
ということで、不思議ワールド炸裂
間違いなし！
どの話も一筋縄には参りません。
時間も空間も自由に伸び縮みしちゃいます。
と同時に、人間臭い情緒や葛藤も描かれます。
わかるわかる、と思って読んでいると
ふっととんでもない世界にいることに気づきます。
美しさがあり、悲しさがあり、ゾッとする話もあり。
凝り固まっていた想像力を、久しぶりに隅々まで使って
心地よい疲労感
小説ってこんな世界も描けるんだ～と
改めて筆の力と可能性を感じました。
ちなみに他人宅へ連れていかれたボブ・ディラン、
ちょっとかわいそうな事に…
いや、実際にあったら大騒ぎですよねぇ～
私だったら、まずは一曲歌ってもらうな。
いやいやいやいや。
もう一緒に帰郷する仲
なんだから…
やっぱり…
横でふんふん鼻歌歌ってるのが聴きたいかな。
ボブ・ディランの鼻歌 …聴きたい（笑）
不思議ワールド好きな方、ボブ・ディランが気になる方
ぜひお読みください
オススメです！