日本舞踊の世界では
40代はまだ若手と言われることも多く
シャンソンの世界(フランスの音楽業界という意味ではなく、所謂日本のシャンソン界)では
60才でもひよっこだそうで
…勇気づけられますねぇ。。
まだまだ芸の道はこれからです。
ジャズの歌でも
年を重ねて歌えるようになった曲がたくさんあります。
「これから残りの人生、私と過ごしませんか?」
とか
「あなたが愛してくれた、あの夏の日…」
とか
「もう一度やり直せるとしたら、ねえ、やってみる?できるかしら?」
とか
「昔は大金持ちだったの、大盤振る舞いして飲み歩いたもんよ」
とか。
もっと直接的に
「本当はもう年だけど、若返ったみたいだ」
とか。
同じ言葉を歌っても、若かりし頃とは重みが違います。
特に苦労したわけでも、大失恋を体験したわけでもないのですが
実感がこもるというか…。
いろいろな人生、いろいろな恋愛や感情を
疑似体験できるのが歌の楽しいところ。
そう考えると、これから10年後、20年後、どんな境地に達しているか
楽しみでもあります
しかし往年のジャズ歌手たち、
20代、30代で深~い歌を歌っているのです。。。すごいな