今日はちょっと目先を変えて、フィットネスで働いていた時の話。
私は、一応インストラクターをしておりました。

そこで使っていた音楽が、面白かったべーっだ!
といっても普通のフィットネス用CDです。

フィットネス用の音楽は、カウントが大事。
なので、ビートを効かせてノリやすくしてあります。

目的によって、テンポが速くなっていくものや、一定のテンポでノンストップだったり、クールダウン用の曲が入っていたり。

曲は皆さんご存知のヒット曲が多く、洋楽を中心にJ-popや懐メロ曲集なんかも。
知っている曲の方がノレますもんね。

オリジナルを編集したものもありますが、カバーがほとんど。
ただし。。。
オリジナルかと思うほど、そっくりな声で歌い方までちゃんと真似ている事が多い。
よくもここまで、と感心してしまいます。
「この後の激しいシャウトどうするの?」と思うと、ディレイ(エコーのようなもの)で効果音的に処理してあったり。
原曲を知っていると、物まねっぷりと誤魔化しっぷりに笑えます。

そして、なんといっても大きな特徴は32カウント。

フィットネスやダンスでは8カウントずつ数えることが多いので、
8カウント×4つでひとかたまり。
8カウント、もしくは16カウントずつで、右と左や上下の動きを公平に行えるようになっています。

音楽的に言えば、4カウントを1小節(4拍子)とすると8小節。
ところが、すべてのヒット曲が、こう割り切れるように作ってあるわけではありません。
なので、よく継ぎ接ぎしてあります。
原曲にはない繰り返しがあったり。
突然サビに行っちゃったり。
原曲を知っていると、ズッコケます(笑)


ならば、やめればいいのに、TOTOの「アフリカ」。

初めにこのイントロが始まった時には、耳を疑いました爆弾
無理です、、8小節で割り切れないどころか、フェイントも多い。
この曲で、無理やりでも8カウントずつとっていくと、いかにずれるかわかるかと思います。
さらに32ずつで割れないといけないのです。

案の定、原曲の魅力をぶち壊す爆笑もので・・・コケずにやった自分を褒めてあげたい合格
フィットネス・バージョンをお聞かせできないのが残念です。

ちなみに、「アフリカ」は32カウント編集でノリやすくすると、いたってつまらない曲になります。
初めて聴く場合は違和感ないと思いますが、原曲を愛しているとコケまくりますハートブレイク


もし、どこかのジムで耳にすることがあったら、じっくり聴いてみてください(笑)