易惣変通



蘆東山 筆



享保17年9月 記


写 1冊


蘆東山(1696-1776)は、仙台藩の儒者。死刑廃止を主唱した『無刑録』の編者として知られる。三宅尚斎門下。後に室鳩巣に師事する。剛直の人で、藩校設置の意見書の中で学生の身分の平等を主張して藩主と衝突しても決して譲らず、幽閉処分を受ける。



本資料は東山の若年の頃の備忘録と思われる。易や医学の概論的な事柄が雑然と記されており、当時、この方面に関心のあったことが知られる。




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