子どもには早い時期から英語を学んで欲しい。それは多くの親が持っている願いであると思います。でも、どの英語塾に通うべきか悩みますよね。実際、私もいろいろなところの資料を取り寄せ、比較し、また悩んで、の繰り返しでした。

 

 

 

 

子どもの英語教育をいつから始めるのか、という点も重要です。一般的には語彙力が爆発的に増える3歳とか4歳のスタートが最も多いようですが、さすがに我が家はそこまで早く始められませんでした。

 

長男くんが誕生してまもなく、家にいながらディズニーキャラクターと学べる「ディズニー英語システム」を始めようかと検討したことがあります。子どもが英語を面白いものだと感じる良いきっかけになればと思ったからです。

 

 

 

 

でも、、、あまりに高い。2人目、3人目のことを視野に入れると踏み切ることができませんでした。それから長男くんが幼稚園に入り、小学校に入学し、と時間が猛スピードで過ぎていきます。

 

結局、長男くんが英語学習をスタートしたのは小学校高学年が近づいた時でした。バスで送り迎えしてくれる英語塾や近所の某大手英語塾も見学に行きましたが、「絶対ここが良い!」という感覚は持てませんでした。

 

 

 

 

たしかに英語で先生と会話しているのですが、日本人の先生の英語の発音が気になったり、授業で子どもたちが集中していると感じなかったり・・・単に英語環境で時間を過ごすということだけでは意味がないと思ったのです。

 

ママ友に聞いてみると、現在は「J PREP」が人気のようです。調べてみると、教育プログラムは優れていて一人ひとりにカスタマイズできる点も良いと思いました。でも、自宅からは遠いため断念せざるを得ません。

 

結局、我が家はどの英語塾を選んだかというと「海外留学」を前提とした英語塾です。4技能をバランス良く学ぶことができ、留学希望の子どもばかりなので結構マジにやっています。英検対策、スピーチ、エッセイなどもフォローしてくれるので気に入っています。

 

英検って単なる資格でしかないんですけど、子どもにとっては漢検と並んで自分の力で獲得できる資格なので嬉しいもんですよね。合格した時に購入できる合格証や合格バッジも喜んでいます。

 

 

 

結論としては、英語塾を選ぶ時のポイントは、年齢や何をゴールとするかによって大きく違ってくるということです。将来、海外留学を希望する子にとってはそれを前提とした英語塾でなければ意味がありません。

 

たとえ英検を文法や語彙力で合格できても、発音がうまくなければ海外で通じないでしょう。日本の英検の場合、準1級を獲得しても英語圏では日常会話以外に通用しないとも言われています。

 

逆に留学希望でなければ、学校の成績を上げる、受験対策のレベルで良いということになります。こちらは留学を前提としていないため、語彙や文法もしっかりとできます。

 

我が家の場合は将来は海外に行きたいという希望を3人の子どもが持っているため、留学を前提とした英語塾に通うことにしました。ただ、そこの塾では日本で重視される文法を学ぶというよりも、海外で通用する言い方、書き方に軸足を置いているので受験対策という意味では文法に若干の不安があります。

 

 

 

 

そこは本人が弱点と認識した上で、自分で補うしかありません。英語を理解したいのか、話したいのか、留学したいのか、学校の成績を上げるだけで良いのか、など自分の目標に合って英語塾は選んだ方が良いと思います。