『賛成する方々は、日本がTPPに参加した場合、何が起こるのか、何をどれほど得て、何をどれほど失うのか、本当に理解しているのだろうか。』
TPPに反対する人は、農業や畜産業など貿易障壁に守られて今まで国民に割高な物を売ってきた既得権益集団です。
逆に賛成する人は、既得権とは無縁な国民です。
どちらの側にせよ、過保護にされてきた業界は自由貿易によって消費者に見捨てられることを十分予想していると思います。
『農業のみならず、日本全体で350万人以上が雇用機会を失い、今以上に失業率は高くなる。』
相互に関税を撤廃した結果敗北するのは、今まで消費者に高い買物をさせてきた業界です。
確かに「農業のみならず」でしょう。
ただ「農業のみならず」と主張しても、所詮農業の肩入れをしているとしか聞こえませんが。
お客さんが来なくなったら、どんな商売でも終わりです。自由貿易で350万人失業すると言うのは、それだけの人数が国内の消費者に対し不当に高い物を売ってきた報いです。
今世紀半ばにかけて日本の生産年齢人口は、1000万人近く減少します。
国に金を無心したり、海外製品より高く売りつけようという業界はどんどん淘汰されるべきです。
『経済力が違う国が自由貿易をした場合、
途上国から低い人件費の下で製造される安価なモノが大量に流れ込み、
日本の物価は更に下落することは避けられません。
物価が下がると、企業の収益が落ち込み、雇用・賃金が悪化、家計を圧迫し、需要不足を招く。
安くなければモノが売れないことから、さらに物価が下がる。
その結果、日本経済自体が縮小し地盤沈下していく。』
安い輸入品の流入で困るのは、今まで割高な商品を国内の市場で製造販売してきた生産者だけです。
消費者に見捨てられるのは、数百万人ぐらいでしょう。
残りの1億2千万人は、安くて良い物が手に入り大助かりです。
輸入品は高い方が日本全体の利益になるのですか?
日本は輸出先の失業率などお構い無しに利益を上げて、代わりに食料や石油を始めとする資源や諸々の製品を輸入して生活をしています。同様に外国が日本へ輸出するのを拒否するのは不公正ではないのですか?
それとも経済効率は二の次で、互いの国が貿易による失業を生まないよう、自由貿易を現在より制限しますか?