最初のエントリーは、前々から疑問に思っていたことを。


人気軍事ブログ・週刊オブイェクトのこのエントリです。

戦車のサイドスカートは厚い方がいい?/2010年02月21日


今年頭の記事ですが、その後修正も入っていないようなので、疑問をぶつけみましょう。


こちらのエントリでは、清谷信一氏のコンバットマガジンの記事、

『「新戦車は必要か」 清谷信一,コンバットマガジン2010年2月号,p126~129 』

の内容に疑問を呈しています。


記事に対して、サイドスカートの装甲としての役割を解説、現在のサイドスカートでも問題無いとしています。

役割の解説に関しては問題ないと思いますが、メルカバMk.4のサイドスカートの比較で同じ厚みがあるとして以下の写真を掲示しています。

http://obiekt.up.seesaa.net/image/sideskirt.jpg


清谷氏の記事中では

>これらはIEDやRPGに対向するためである。対して新戦車のスカートは厚さ1.5cmほどの厚みの鋼製装甲版で>ある。車体上面はカバーされていない。これではRPGに対する耐性は低い。
と有ります。


上記の写真では見た目、同じ厚みがあるように見えますが、10式戦車は1.5cmほどの鋼板を曲げてあるので厚みが出ているのです。

対してメルカバMk.4のサイドスカートは、Mk.3より取付部が強化されている(※)とのことですから、それ以前の一枚板のように見えるモノより重量が増えているのは確実であり、また10式戦車より高い防御力を持っているのはまず間違いないでしょう。

※MERKAVA - A History of Israel's Main Battle Tank by Marxh Gelbart P.149より


メルカバのサイドスカートの内部構造が明かされていないため、正確なところは不明ですが、逆に、10式戦車と同等であると断言は出来ません。

なぜ、JSF氏が同等であると断言出来るのか不思議です。

それにスカートの厚みが1.5cmとの記述にツッコミを入れないところは謎です。

はじめまして。

インターネットの普及により、テレビ・出版などのメディア並に素人も情報を発信できるようになってだいぶ時間がたちます。
メディアが報道しないこと、歪んだ形での報道などを報道、検証するサイトも多数あります。それらにより真実を知り、自分の不勉強を思い知らされることも多々あります。

しかしながら、また逆にそれらの報道、検証サイトに間違いがある可能性も否定出来ません。

このブログでは、自分が疑問に思ったサイトを自分で考えてみた結果を書きこんで行こうと思います。