ノーベル生理学・医学賞受賞 大村智先生 | 佐藤かほりブログ「かほりの香り」

ノーベル生理学・医学賞受賞 大村智先生

東京理科大学葛飾キャンパスにて行われた
2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生の
特別栄誉博士称号授与式に行ってきました。

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来賓、大学関係者、東京理科大学の学生など約500人が参加する中、
藤嶋昭学長から大村智先生に特別栄誉博士記が手渡されました。


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大村智先生は
1963年に東京理科大学大学院理学研究科修士課程を修了、
1970年に東京理科大学で理学博士を取得されました。


授与式後は、

「微生物創薬と国際貢献~エバーメクチン物語」の題目で記念講演会が行われ、

大村智先生は創薬により多くの命を救ったご自身の研究成果について説明される中、

最後にハリー・グレイ(経営者)の

「失敗を恐れ、挑戦しないでチャンスを逃すことを恐れなさい」という言葉を参加した学生に送りました。

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大村智先生が開発した「奇跡の薬」から

毎年2億人以上を感染症から救っています。


失明を引きおこす感染症はわずか3ミリの錠剤を1回飲むだけでその症状を止めることができる。


また、アフリカの奥地では医師が不在ですが、この薬は現地まで届いています。


ただ、薬を飲ませる作業は簡単ではない。

今まで見たこともない海外の人達から

「この薬は安全です。1回飲めば感染症を防ぐことができます」

と言われたところで信用して良いのか誰もが思います。

しかし、この課題を突破したことで現在でも多くの感染症から救っているのです。


失明だけではありません。

感染症によって、全身の皮膚がボロボロになるまでかゆくなる病気、

像の足のように自分の両足が横幅に大きくなる病気、

片足だけ3倍に浮腫む病気の治療にも優れた効果があることがわかってきています。


これらの偉大な薬は、静岡・伊豆半島のゴルフ場近くの、ありふれた土の中から生まれたのです。



大村智先生はこれからも

「世界中の人々に健康と社会経済的な利益をもたらすような物質を探し続けていきたいし、次世代の科学者たちにも取り組んでもらいたい」


そして一期一会について

「どの機会も2度と訪れることはない。訪れたチャンスをつかみ取ること、仲間や微生物たちに深い尊敬と思いやりを抱き続けることが大切だ」


そうした思いと大村智先生のお人柄が科学研究や発見に繋がったのだと私は思う。


授与式に参加できたこと、大村智先生からいただいたお言葉を大切にしていきます。




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かほり