【紛争解決手続代理業務試験】試験概要 | 社会保険労務士/行政書士を目指される方と共にがんばろう応援ブログ

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将来社会保険労務士もしくは行政書士を目指そうと考えていられる方、または既に目指して学習を進められている方が少しでも有益に感じていただけるような情報を発信していくことで私自身の成長にも繋げていきたいと考えています。

こんにちは。

 

今回は紛争手続代理業務試験の概要を少し掘り下げて見ていきたいと思います。

 

試験時間は2時間

解答形式は全て「記述式」で、筆記には、消しゴムで消せない万年筆又はボールペンが指定。

普段の文書作成は専らパソコンになっている私にとってその部分がかなりのプレッシャーです。

 

出題は大問で2問

いずれも事例問題で、うち1問は「あっせん」、もう1問は「特定社労士としての倫理」を問う問題。

 

配点は「あっせん問題」は70点「倫理問題」は30点の合計100点満点。

合格基準点は毎年多少の変動があるものの、概ね「55点~60点」の範囲で、合格率は「50%~60%」くらい。

合格率6%の社労士試験を突破してきている方を対象とした試験であるという点を考慮すれば、決して難易度は低くありません。

 

一方、この試験で怖いのは、「倫理問題」で足切りが設定されているということ。こで最低でも10点を確保しておかなければ、たとえ「あっせん問題」が満点であっても不合格になってしまいます。

 

「30点満点中の10点」なので、そこはなんとか乗り越えられそうな気もしますが、実際はそう簡単ではないようです。

設問の事例に対して、特定社労士が倫理上その業務を受任できるか否かを、根拠をもって論証し自身の結論を述べるというもの。

 

問題の着眼点や論理展開を誤ると、ほとんど得点に結び付かないという話も聴いていますので、甘く見ているととんでもないしっぺ返しを食らう可能性大です。

しかも限られた時間の中で解答を導き出さなければならないという「タイムプレッシャー」も別なハードルとして立ちはだかります。

 

とりあえず心配や不安は尽きませんが、試験までの残された期間、丁寧に過去問を分析するところから始めたいと思っております。

 

次回以降は、現在自身で進めている過去問の分析等を共有させていただこうと思っております。

 

 

今回もアクセスいただきありがとうございました。