こんにちは。
前回まで長きにわたり、私の最終合格基準点予想をお示しするにあたって、根拠となるデーターおよびその考え方等についてお伝えしてきました。
そして今回はそれらを踏まえ、最終予想についてをピンポイントでお示しします。
【選択式】
<総合点>
24点以上
<科目別基準点>
各科目3点以上
但し、
「労務管理その他労働に関する一般常識」
「国民年金法」
は2点以上
【択一式】
<総合点>
45点以上
<科目別基準点>
各科目4点以上
※選択式国民年金法の「2点補正の有無」および択一式総合点の「44点or45点」についは極めて微妙な状況にあることを補足させていただきます。
以上となります。
合格基準点予想はあくまでも「予想」であって、最終結果は当然のことながら合格発表日の10月29日まで、一部の試験実施当局の方を除き誰にもわかりません。
特に今年は、昨年から引き続いているコロナ禍の影響が相当程度あるとみられており、従来の経験値から導き出された予想からは大きくかけ離れた結果になることも想定されます。
それは「上振れ」「下振れ」両面の可能性があると思っています。
本試験から時間の経過とともに、次第に自身の得点状況等の「立ち位置」を客観的かつ冷静に受け止められるようになり、次なる自身の行動を比較的早め(合格発表を待たず)に決心されていく方が多いのではないかと思っております。
その次なる自身の行動を早期に決心していただくための一つのツールとして、私の今回の予想が少しでもお役立ていただければ幸いと考えています。
今回は、私自身が受験生でなくなったことで、あの独特の緊張感に満ちた試験会場の中において、限られた時間の中、真剣に問題と格闘した受験者でなければ決して感じ取ることができない「生きた肌感覚」が持てない中での予想となりました。
その反面、今回はこのブログ独自のデーターリサーチをさせていただくことができました。
それは私が同じ受験生であったなら絶対にできない取り組みであったと思っています。
ほんとうにありがたいことに、わずか4日間という短期間の取り組みでしたが82名もの方にご参加いただきました。
その中でいただいたいずれのコメントも、お一人お一人思いの込められたものとして、私自身重く受け止め拝読させていただきました。
頂いたコメントに対して私にできることは、このブログにて原文のままご紹介させていただくことくらいでしたが、今では結果それでよかったと思っています。
私が妙な解説を加えるよりは、見ていただいた読者の方お一人お一人が、お互いのコメントを通じて少しでも今後の自らの決心や行動に繋げていく機会にしていただけたものと、と感じておりました。
最後になりましたが、本試験終了直後からこれまでの間、実に多くの方にこの「合格基準点予想」の記事にお立ち寄りいただき、また沢山のコメントも頂戴いたしましたこと、あらためまして御礼申し上げます。
今後試験センターから特段「合格基準点に影響するような重大な発表」等がない限り、当ブログの「第53回社労士試験の合格基準点予想」はこれをもって完結とさせていただきます。
今回もアクセスいただきありがとうございました。