【社労士試験】「本試験」で「模試」の時ほど得点が伸びなかった理由 | 社会保険労務士/行政書士を目指される方と共にがんばろう応援ブログ

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将来社会保険労務士もしくは行政書士を目指そうと考えていられる方、または既に目指して学習を進められている方が少しでも有益に感じていただけるような情報を発信していくことで私自身の成長にも繋げていきたいと考えています。

こんにちは。

 

昨年、とりわけ択一式問題において、どの模試においてもそこそこ取れていた点数が、実際の本試験では大きく伸び悩むような状況となってしまいました。

 

特段大きなブレーキとなった特定の科目があるわけでもなく、全ての科目で概ね1~2点程下回るような状況でした。

たかが「1点」でも全ての科目がその対象となれば「合計でマイナス7点」ということになりますので、そうなれば「いとも簡単」に合格基準点を下回ってしまいます。

 

「何故昨年そのような状況に陥ってしまったのか」、今年これまで受けた模試の振り返りをしている最中にその理由にふと気づきました。

それは「法改正問題への認識」にありました。

 

通常、どの会社の模試であってもその年度の「法改正」分野を必ず出題してきます。社によってバラツキはありますが、択一式70問のうちそれなりのボリュームを占めます。極力「法改正」箇所を幅広く取り上げておきたい、という主旨だと理解しています。

 

昨年私は「法改正」について割と早めに取りかかり、模試を受けるタイミングにおいてはほぼマスターしていたように思います。

模試に出題される「法改正」についてはそれ程難解な論点を突いてこないこと、比較的直近でインプットしていることでまだ記憶に留まっていることなどから、模試で出題されてもほぼ正解できます。

 

しかしながら、実際の本試験では意外にも模試ほど「法改正」分野が出題されません。

過去の状況はわかりませんが、少なくとも私が受験を始めた平成30年度(第50回)以降は、そのような傾向になっています。

 

すなわち、比較的得点しやすい「法改正」を多く含み、実力以上に「底上げ」された模試の得点を見て、それを「自分の実力」と勘違いしていたに過ぎなかったのです。

 

たまたま「法改正」を先行してマスターしていたことで得られていた点数で「間違った安心感」が生まれ、「法改正」以外のベーシックで重要な基本知識の定着努力を疎かにしていた、と言うことです

そこに私の大きな落とし穴がありました。

 

これまでのところ私の今年の模試の得点についても幸いにしてそれ程悪くはありません。

一方、今年度実施される第52回本試験において、急に「法改正箇所の出題が多くなる」とはやはり考え辛い状況です。

 

したがって今年は昨年の反省を十分踏まえつつ、「法改正」以外の箇所も含めて曖昧になっている知識を放置せず一つ一つ丁寧につぶしていく必要性を強く感じています。(ただ実際どこまで実行できるかわかりませんが(笑))

 

一方、私の場合とは逆に、現段階で法改正をマスターされていない方は、今後それを取り組むことで、まだまだ本試験まで得点が伸びる余地はあると言えます。

 

本試験まであと2カ月、お互いにがんばっていきましょう!

 

 

今回もアクセスいただきありがとうございました。