8月も濃い作品が多かった。
「羅城恋月夜」はもう「好き」としか言いようがない。絵もストーリーもただただ美しい。
「跪いて…」は久々骨のあるBLを読んだ感じ。「リバース」レベル。素晴らしい
強烈だったのが「五色の舟」。
太平洋戦争末期、見世物小屋の一家が広島から岩国まで未来を予言すると言われる「件(くだん)」を買いに行く話。
戦争、見世物小屋、フリークス…決して過剰な描写があるわけではないけれど、何度もザワッと鳥肌がたちました。
ラストは一見ハッピーエンドにも見えるけど、じわっと最後に空虚さを感じる作品。でもとても美しい。
すっごく怖くて、痛々しくて、面白かった。
今月ドハマリしたのはtacocasi作品。
好きすぎて、出てる作品全部揃えてしまいました。紙で。
他にも、どうっしても、ぜっ……たいに、欲しいのが何冊かあって
とうとう今月、書籍代が今年度最高金額に……ああぁ…_| ̄|○
後悔はしていないが、反省はしている。
この「夜明けの唄」、すっごいよ。
新人作家さんでこの作品がデビュー作らしいけど、ちょっと信じられないようなクオリティ。
無茶苦茶面白くて、びっくりするくらい絵が綺麗。
BLつっても軽くキスがあるくらいで、メインは濃密なファンタジーです。文句なく面白い。
まだこれ1巻で、超気になるところで一巻が終わってるの。新刊が出たら秒で購入すると思う
…うん、反省はしてるんだけどね…この作品は仕方ないね…
読了: 75冊 (「目を閉じないで」~「お守りくん」)
書籍代 :8532円
==== BEST3 ====
・『羅城恋月夜』朔ヒロ
・『五色の舟』近藤ようこ
・『跪いて愛を問う』山田ノノノ
《これもよかった》
・『蝶と花の関係性』akabeko
・『ホームドラマしか知らない』都戸利津
・『インディゴの気分』丸木戸マキ
・『弦巻先生の作家生活』tacocasi


